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広大な沼沢地と龍神伝説

前回、実際に見沼周辺をうろついたのをきっかけに数日散歩を続けています。
 基本的な概要もさらっておきたくなってきたので少しだけリサーチ。

見沼は、もとは沖積低地が沼沢化した広大な自然の沼。

 だそうです。

縄文時代まで・・・
 古芝川が大宮台地を侵食した谷に、奥東京湾が入り込んでいた。
 (周辺に貝塚が点在。)
弥生時代・・・
 海岸線が後退し、多数の沼が繋がる広大な沼沢地となる。
 Y字型で、3方向に湾曲して伸び、岬や入江も多い複雑な地形。

 この形↓・・・そのまま生き物のようですね。

Wikipediaより

 見沼に関わる伝説まとめ

 25例中、21例まで、龍神とそれにまつわる伝説。

⒈自然に関する龍伝説
 見沼の動植物の不思議さが龍神や大蛇と結びついた伝承。

⒉釘付け龍の伝説
 国昌寺、愛宕社

⒊見沼開発と龍神
 井沢弥惣兵衛為永、関東代官伊奈氏と龍神の交渉伝説。

⒋神社草創と龍神

 その他、龍神が登場しない伝説では、美しい女性や恋物語が多い。

 参考文献「見沼の龍神と女神」宇田哲雄著

 まさに見沼は、龍と共に歩んできたような土地だったのでした。

続く

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