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旅するガラス絵

2020年秋から2021年の1月にかけて、北海道から九州まで12箇所の画廊のご賛同を得て、19名の作家とともに版画とドローイングの展覧会を開催しています。1月は、横浜、新宿、愛媛です。
私は、ガラス絵をドローイングとして描いたもの=「リバースドローイング」の連作を展示販売しています。

描いた裏側から鑑賞する絵をガラス絵と言います。(ガラス絵について知りたい方はコチラ。)

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私は、その古典技法を踏まえ、自分の技法として捉え直したものを「多層ガラス絵」として制作発表しています。具体的には物理的にガラスを重ね、金箔を絵の具の代わりに使用します。(詳細はコチラ。)

2020年は福屋八丁堀本店ギャラリー101にて、多層ガラス絵を中心とした初の個展を開催しました。

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多層ガラス絵を数年作り、その中で技法の側面が深化していったことと同時に、描くテーマを整理しつつ、新しい挑戦も同時にしていきたいという思いが高まりました。

そこで通常のガラス絵に立ち返り、裏側から描くということのみを抽出し、ガラス板ではなく1mmのアクリル板に描くという技法を考えました。
それがリバースドローイングです。

月面夜行 m

形も自由に工夫しやすくなりました。

それらの連作を一覧でまとめたサイトを自分で作りました。
展覧会会期中は、画廊での販売が優先なので、申し訳ありませんがこのサイトからはご購入は出来ません。お問い合わせは詳細から、取り扱い画廊のサイトまで。

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