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アドバイス

先日初めて参加したグリーフケア

その中で
「アドバイスは、今のその人を批判してしまう事がある」
と学びました。

相手の話を聞いていて、
「自分が経験した事がある」
「それに付いての知識がある」

ついつい、自分の経験、意見を話したくなる事があります。
あくまでも私は
「相手のことを思って」
という、大義名分のもとに。

でもそれは、今の相手にとって本当に必要なことなのだろうか…。

私の経験は私のもので、目の前で悩みを話してくれている相手とは、状況も立場も違っているはず。
万が一に同じだったとしても、相手がアドバイスを求めているとは限らない。
ただ、話を聞いてほしいと思っているのに、
「私もそうだった」とか、
「わかるよ〜、わかる。」

なんて簡単に言われても、私なら反発してしまうかもしれないと思いました。

相手がアドバイスを求めたのなら別かもしれないけど、ただ話を聞いてほしいと思う人に、アドバイスは否定になるという考えは、今まで私の中にはありませんでした。

「アドバイスしてあげた」
「良いこと言ったかも」
「何かの役に立てたかな」

これは全部自分の気持ちであり、相手の気持ちではありません。
なんなら私は専門家でもありません。
カウンセラーとか、心理学者とか、そんな知識はありません。

私に出来る事は、「聴くこと」です。
自分の感情が動いたとしても、相手の話に割り込まず、ただただ「聴くこと」です。

傾聴を学んで気づかせてもらった事は、「答えは相手の中にある」
という事でした。

自分の言葉で話すうちに、自分は本当はどうしたかったのか、どんなに傷ついたのか、誰に何に腹を立てているのかという事に、気づいていくのを感じます。
私の「アドバイス」などなくても。

「目の前にいるその人の、今の気持ちを聴く」

それだけで良いと、学ばせてもらう事ができました。(実は私にとって、それがなかなか難しい😓)

これは訓練です❗️
自分の思いを入れず、相手の気持ちに寄り添う事の訓練❗️
自分の心が動いたとしても、相手に悟られない訓練❗️
相手が自分で答えを出せるように、鏡となって「聴く」訓練なのだ❗️
という学びでした。

短い時間ではありましたが、たくさんの気づきをいただきました。

「鏡」に徹する傾聴を、目指します❗️
それが私の目標になりました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます😊❤️

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