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小学生の頃、生爪を剝がされた話

と書くとまるで拷問をされたかのようだがそういうことではなく(笑)
結果的にそういう事故みたいなことが学校で起きたので当時を振り返りながら書いていく。

※一部痛そうな描写があるので苦手な方は注意してください。
タイトルがすでに痛そうなのでもう遅いわね

筆者(齋藤)が小学5年生くらいの時だったと思うのだが、
図工の授業のため、図工室に移動しているときのお話。

図工室の扉は学校の教室によくあるタイプの
2枚が重なるタイプの引き戸で、

齋藤が扉を開けようと手をかけた瞬間、
お調子者のクラスメイトS君が反対側の扉を思いっきり開け、
齋藤の右手がドアと壁の間にグシャッと挟まれてしまったのである!

何が起こったのかわからないほど激痛が走り、
一瞬で右手の中指の爪が血で真っ黒になっていた。
もうあまりに痛すぎてめちゃ泣いた。
ギャアギャアと喚いていた気もする。

齋藤は泣きながら、何故かお調子者のS君に一発蹴りを入れ、
保健室に直行した。
(人間パニックになると何をするかわからないものだネ)

保健室の先生に応急処置をしてもらい、そのまま病院へ。
骨には異常はないと言われ、爪はそのうちポロっと取れて、
また生えてくるので大丈夫ですよと言われた。

小学生だった齋藤は、そんなわけないだろうと思った。
(包帯巻いて終わりだったのでもっと治療してくれと思った)

学校に戻ると指の包帯を見たクラスメイトにチヤホヤしてもらえたので、
S君の謝罪は快く受け入れた。ちょろいものである。

そのままずっと爪は黒いまま1か月くらいが経過し、
本当に急に、何の前触れもなく、爪はポロっと取れた。
爪の裏面は血が固まって黒くなっていた。
クラスメイトに取れた爪を見せ、またチヤホヤしてもらえるかと思ったが、
普通にみんな引いて終わった

そして、爪がはがれたあとの指の話。
ここまで読んでいただいている読者の方、人生で爪が剥がれた経験はおありだろうか?

あるという方はもしかしたら共感いただけるかもしれないが、
爪がはがれたあとの指の匂いを嗅ぐと、なんと、

えびせんみたいな匂いがするのだ。

これ、マジなのだ。えびなのだ。

齋藤はこの日から学校の授業中ずっと中指の匂いを嗅いで過ごしていた。
みんな香り付きの練り消しを嗅いだりしている中、齋藤はえびせんを嗅いでいた。
変な匂いフェチみたいになってしまった。
でもやめられない止まらない、だった。えびせんだけに。(うまい)

ちなみに爪がはがれた後の指は、ずっとお風呂に入っている皮膚のようにブヨブヨで、色は肌の色の延長線上といった感じだったと思う。

まぁそういうこともあり、病院の先生の言う通り、爪はまたしっかりと生えてきた。
爪の下の方に白い部分があると思うが、そこからゆっくりと生えてくる感じだった。
そして最後まで伸び切り、ほぼほぼ元通りの状態となっておしまい、
この話もここでおしまいである。

人生で爪が剥がれたことがある人はどのくらいいるんだろうか。
ないという方はこの記事が何かしらの参考になれば幸いです。(何の)

余談だが齋藤の一番好きなえびせんは坂角総本舖のえびせんである。
えびの風味がめちゃ濃厚で、そんじょそこらのえびせんとワケが違うので、
食べたことがない方は是非食べてほしいのである。


オンラインショップ 坂角総本舖(えびせんべい ゆかり)


爪の話をしていたらオススメのえびせんを紹介していた…
な…何を言っているのかわからねーと思うが おれも何を受けたのかわかr


ここまでお読みいただきありがとうございました。
それでは、また

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