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話が上手い人にはコツがあった⁉

こんにちわ。じゅんです。

今回は、僕もそうですが普段の会話の中で、「何を話したらいいかな」とか「思っていることが上手く話せない」と思ったことはありませんか?

話が上手い人を見るといつも「すごいな」「どうやったらあんな風に話せるんだろ?」と思っていました。

そんな悩みが解決できる著書がこれです。

『世界最高の話し方』

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「何を話すか」ではない

 相手と話をするときや何かを伝えたいときによく考えるのは、何を話そうか話題についてですよね。「どんなことを話そうか」「何に興味があるか」など僕はよく考えます。

 でも、この本では「何を話すのか」は大して重要ではなく、「相手をどんな気持ちにさせるか」の方が重要であるといっています。
#相手の気持ちを尊重

何故かというと、会話の内容というのは忘れてしまうからです。僕らも普段の会話の内容を“すべて”覚えているかというとそんなことないですよね。

大抵のことはしばらく覚えていますけど、時間が経つにつれて徐々に会話の内容も忘れていきます。

しかし、話をしたときに「何を感じたか」は意外とずっと残っているものです。

 みなさん思い出してみてください。過去にこんなこと言われて嫌な思いしたとか、これをされて嬉しかったなど思い返してみると、会話の内容より意外と気持ちの方が先に思い出したりしませんか?
#気持ちって忘れないですよね

そういうことなんです。

なので、「相手がどんな気持ちになるか」が大事なんですね。

共感がすべて

「相手がどんな気持ちになるか」を考えることが大事というところからわかるように、大切なのは「いかに人々の心に寄り添うか」です。

特にコロナによってリモートでのコミュニケーションが普通になりつつあります。

そんなリモート時代だからこそ、心の距離を縮めるコミュニケーションノウハウが重要なのです。

なので、「話がうまい」ではなく「いかに人々の心に寄り添い、動かす」ことができるかが大事なのです。

昔のリーダーはトップダウンで上から あれやれこれやれ指示されたらその通りに動いていました。コレは「教官型」のリーダーと言われています。

しかし、これまでの話でもお分かりの通り、「相手の心に寄り添う」ことが求められている時代なので、「共感型」のリーダーになることが必要です。

現代の「共感型リーダー」といえば、たとえば、AppleのティムクックCEOやMicrosoftのサティア•ナデラといった世界的大企業のTOPたちがそれにあたります。

今、世界を動かしている大企業のTOPたちが持ち合わせている要素を取り入れないわけにはいきません。
#取り入れなきゃ損

是非、「共感型」のリーダーに必要なことを習得していきましょう。

全体像

 では、会話をしていく上で相手の心に寄り添えって共感を得られるようにする為には何が必要なのでしょうか?

それを、「感情」「論理」「技術」の三つに分けて解説していきます。

【感情】

では、最初は「感情」から行きましょう。ココがミソになる部分で一番大事なところです。

最初に「共感」が大事だと書きました。共感を得る人の話し方にはポイントが3つあるんです。

《聞き手に共感する》

•「We」を常に使う
 「相手の感情に共感しながら話す」ことです。人は「好意を見せてくれる人」に好意を抱きやすいという特徴があります。(好意の返報性)

つまり、「自分に共感してくれる人」に共感するということです。

たとえば、高校時代の友だちと話している時に「私は高校時代は全国大会目指して部活ばかりしていたんだよね。」と「私たちって高校時代は全国大会目指して部活ばかりしていたよね。」だとどちらが共感が得やすいでしょう?

後者ですよね。

後者の場合、相手の高校の友だちもその時の思い出が蘇って、返ってくる言葉は「確かにそうだったよね!」となりやすいです。

「We(わたしたち)」という言葉を使うことによって、「わたし」と「あなた」の間の感情や情景を共有しやすくなります。

•相手の感情を刺激して共感状態を作る
 これはトランプ元大統領の例がわかりやすいです。

トランプ元大統領の話し方は、国民と「共通の敵」を作ることにより、連帯感を生み出します。その「共通の敵」を打ち勝つ快感を覚えさせます。

そうすることで、共感する国民に連帯感が生まれます。

トランプ元大統領の場合は「怖い」「許せない」「面白い」の掛け合わせた話し方をしています。

このように相手との間に「共通の敵」を置くことにより、共感を得て、人の「心の警報装置」を鳴らすことによって人を動かすことができます。

《情報より物語》

•「30秒」で語れるストーリー
 人の感情に化学反応を起こすのに、最も効果的なのがストーリーを使う方法です。私たちは理屈の話を延々とされると眠くなってきませんか?学校の授業でも数学や物理などロジックの話は退屈に感じる人も多かったのではないでしょうか。

それよりも映画を一本観てるときは圧倒的につまらない場合を除き、起きて観てますよね。

人はストーリーに共感する生き物なんです。また、ストーリーでハラハラドキドキを共有すると距離が縮まるとう効果もあります。

そして、なぜ「30秒」なのでしょうか。これは簡単な理由です。

人の集中力はめちゃくちゃ短いのです。

数秒、話を聞いてつまらなければ、それ以上話を聞こうとしません。
しかし面白いストーリーには人は耳を傾けます。

なので、ストーリーには、聞き手の脳をハッキングする効果があります。

では、どうやって「ストーリー」を作るのか?
誰しも必ず「語るべきストーリー」があります。それに必要な要素は三つです。

「Before」「After」「気づき(教訓)」です。

例えば、

      Before 虐められて不幸な女の子
      After プリンセス
      気づき(教訓) 勇気を出せば、幸運は手に入る

「Before」と「After」だけを見たときに「え!?」って思いませんか。

「なんでそうなるの!?」って思いますよね。そこで得た気づきを足すことによりストーリーになっていくのです。

この「人生の転換や変身のストーリー」が最強のコンテンツになります。

《リアクションの確認》

これはもうわかりますね。リアクションから相手が共感しているかを確認して話を進めていきます。

•AHAの法則
 相手から「ア行」「ハ行」のリアクションがあるかどうか。「あ~」「はーっ!」などですね。

•アイコンタクト
 大勢の前で話すときには特に大事です。一人一人と目を合わせてキャッチボールをしてきます。よく目線を逸らしてしまいがちですが、プレゼンの7割は聴衆を見て話します。

【論理】

次は論理です。説明には「正しい順番」があります。

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