夏の「つらいかゆみ」にこれ1本|市販で買える最強の塗り薬「リンデロンVs」
結論:リンデロンV(医療用医薬品)と同成分の市販薬が薬局やAmazonで買える。
こんちゃ(*'▽')さいとりおです。
最近、虫刺されや湿疹など皮膚トラブルで来局される患者さんが多く見受けられます。
「右腕、ムカデに噛まれてめっちゃ痒い」
「首元に赤くぶつぶつできた」などなど
このような場合、病院ではどんな薬が処方されるかというと、リンデロンやマイザーに代表されるような「ステロイド外用剤」になります。
ステロイドって聞くと、なんとなく作用が強いや副作用が怖いなどの印象を持たれる方がおられます。
ですが、薬剤師としての視点は「皮膚疾患には欠かせないお薬」という認識をしてます。
そこで、今回は、家にあれば最高な一本。夏の「つらいかゆみ」におすすめしたい最強の塗り薬について解説していきます。
最強の塗り薬
虫刺されや湿疹、あせもなどの皮膚トラブルを改善するためにおすすめしたい最強の塗り薬は「リンデロンVs」です。
この「リンデロン」って名前を聞いたことがあったり、使ったことある読者の方は多いはず。
実際に皮膚トラブルで病院へ受診する患者さんに、リンデロンなどのステロイド外用剤が広く使用されています。
少量でかつ効き目もあってすぐに効く。これがステロイド外用剤のイメージです。
一般の人が描くステロイドへの印象とは異なりますが、それはステロイドは、もともと人の体内の副腎という臓器で作られる副腎皮質ホルモンであることを知っているからです。
もちろん、それには正しく使用することが前提になります(笑)
しかし、虫刺されで病院行くことを考えると「いやそこまでなんだよな」と少し面倒くさい部分もあるはずです。
このご時世なので、人ごみになる所に行きたくないですよね?そんなときにどうしても紹介したいのは「リンデロンVs」っていう塗り薬です。
そう、これ病院でしかもらえなかった「リンデロン-V軟膏(クリーム)0.12%」と医療用成分同量配合の市販薬なのです。
これをスイッチOTC医薬品と呼ばれたりします。
すごくないですか?
薬局やドラッグストアで病院でしかもらえなかったのが、病院に行かずに買えてしまうってことに。
私もこのリンデロンVsの情報が入ったとき、正直びっくりしました。
種類としては、軟膏とクリームの2つの剤形が発売されており、それぞれに利点と欠点があります。
しかし、どれを買ってもそんなに大差ないので、用途に応じて買うことをおすすめします。
■軟膏
・皮膚の保湿・保護作用が高い。
・刺激性が少ない。
・湿潤~乾燥など様々な状態の患部に使用できる。
・べたつき感があるので使用感は良くない。
塗り方や使用上の注意
■クリーム
・べたつきが少ない。
・伸びがよい。
・ジュクジュクしている患部には刺激となる。
塗り方や使用上の注意
でも、こういう薬の購入って今必要ないからとかで後回しになったりしますよね(笑)
なので、虫刺されでめっちゃ痒いってなって、やっぱり買っておけばよかった~~ってならないように今のうちに買っておくことをおすすめします。
「リンデロンVs軟膏/クリーム」は指定第2類医薬品に分類されるので、薬剤師が不在でも購入は可能です。
しかも、Amazonでも購入できるので面倒な病院や薬局でも待ち時間の短縮にもつながります。
まさに「最強」な塗り薬。詳しい内容に関しては、公式のHPまたはお近くの親切な薬剤師に相談してみるといいです。
もちろん、私も対応しますので、気楽にTwitterやnoteのコメント欄で質問をどうぞ。
まとめ
・虫刺されやあせもなどの皮膚トラブルにはステロイド外用剤。
・リンデロンVsはリンデロンV(医療用医薬品)と同成分。
・病院に行かなくても薬局やAmazonで買える。
でした( ^ω^ )
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