jueves, 31 de agosto de 2023
「思ったよりシュッとしてないね」
サーフィンをして、コーヒーを挽いて、バイクに乗って、ギターを弾く人。
と、聞いていたもんだから、写真を見て思わず口に出してしまった。
「ねぇ、それは外見差別じゃない?」
「でも、外見を抜きにして生きていけないでしょ、僕らって」
ぼてっとした体型とスポーツブランドのロゴみたいな眉毛をした男性の写真を見せられた僕は、自分の意見にどうしても疑いを持てなかった。
「でね、彼はドラムも叩けるの」
さらに僕は自分の意見に確信を持った。
別に太っていたって、スポーツブランドのロゴのような眉毛だっていいじゃないか。そう、全然いい。
悪いのは、僕が勝手に想像を膨らませていたことで、それを周りのせいにしていることだ。
人は期待を持つ。イメージを作る。自分の枠にはめて、わがままに加工する。
それによって、その対象になってしまった人は、どうしようもなくアナーキーに被害者になってしまう。
きっと、僕だって加害者になれるんだから、被害者にもなっているはずだ。
「あとね、ランニングもするんだって」
もう言葉もなかった。
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