2022/05/30(月)

今日もまた暑く燃えるような1日だった。が、今はしっとりと雨が降っている。

今は窓際に置いたベッドの上に座っている。こうして静かに佇んでいると、ゆっくりとさりげなく風が入ってきてくれて、ついでに通り過ぎる車が立てる水飛沫の音がそこに爽やかさを添えてくれる。

朝、自転車を漕いで職場へ向かう。この間たまたまYouTubeで流れてきた、海外にいた頃によく聴いていた向こうのバンドを聴く(本当は危ないけど、ごめんなさい)。

いい空の下、信号待ちなんかで、どうしようもなくその頃の記憶に引っ張られてしまう。

僕は特にミックスでもハーフでもなく、ただの(?)日本人だけど、やっぱり魂の一部が向こうにある感覚を持っている。

別にスピリチュアルな話ではなく、ただ16歳の頃に一年を過ごしたあの国のあの村があまりにも強烈に僕のアイデンティティー形成と関わっているのだと思う。

まざまざと、決して否定させない形で、血液の流れを支配されているような、そんな思いがする。

とか言いながらも、でもやっぱり日本で飲むビールが一番だし、お寿司も鰻も大好きだから、んー、

「ははは、僕って日本人だ。」

とも思う。その繰り返し。そして、これからも。

そんな朝を迎えて、午前中の仕事をこなした。午後はいつも通り、暗くなるまで図書館で作業。なかなかタフな事務作業でしたとさ。

彼女はもっと大変で、帰りは小一時間前だった。よく頑張ったね。

明日は長旅の日。

このノスタルジーと夏前の雨を抱きかかえながら電車に乗ろう。

・・・

今日も夜が来ました。

Good night.