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フロー型かストック型かどっちのコンテンツが良いか?悩む必要がないと自分が思うわけ

WEBサービスをしていて思うこと。WEBサービスをする上でまず最初に必要なのはアクセスです。

お金があれば広告でアクセスを買うこともできますが、自然にサイトへアクセスを呼ぶことが大切です。

その際に、よく語られる言葉として、WEBサービスが扱うコンテンツの内容について、ストック型とフロー型の2つのタイプがあります。

ストック型とは、一度作ったコンテンツの需要が継続的に発生するタイプのコンテンツを言います。
例えば、常に検索されるボリュームがあり、ノウハウなどの情報が蓄積されているようなコンテンツで、代表的なのは、ウィキペディアのような辞書サイトが代表的なコンテンツです。

フロー型とは、瞬間的なネタをあつかったコンテンツで、ニュース速報のような短期間で継続的に必要となるコンテンツです。常に新しい情報を発信しておく事でファンが情報を取りにくる形でリピートしてくれる可能性が高いコンテンツです。

大抵の場合、ストック型とフロー型のコンテンツにはメリットやデメリットに違いがあるため、どっちのコンテンツを揃えるかという議論になりがちですが、ぶっちゃけ、両方やるのがよいと思います。

この手の情報は探せばいくらでもあるので実際のデータを見ながら、自分がやっていることを話してみたいと思います。

今回は他のサービスとの比較のためにsimilarWebの情報を使います。

WEBサービスへの流入チャネルの割合を示した円グラフです。
Search:検索エンジンからくるアクセスの割合は、49.57%
Direct:ブックマークやRSS経由などでアクセスされる割合は、49.35%
Social:SNS経由でサクセスされる割合は、1.06%
DisplayAds:広告は使いません。
※SNSは、noteの別記事で書きましたが、7万人以上のフォロワーからのアクセスがあっても1%ほどがSNS経由の割合となります。

自分が考えるこの2つに分類されるコンテンツタイプの違いと理解は、こんな感じです。

ストック型コンテンツは、SEOを意識したコンテンツで、ユーザーのためになるコンテンツを愚直に作り続ければ、安定したアクセスの獲得が見込めて積み上がっていきます。常に検索エンジンからのアクセスなので、サイトにきて目的が達成されれば去っていくユーザーが多いので、価値は高くないユーザーが日々集まってきます。
※SEOに関しては、noteの別記事で書きましたが、競合が多いので量産したり大変、大変です。

フロー型コンテンツは、旬な情報をとにかくはやく作って出していく作業が必要で短期的にアクセスが増やせます。ただし、一定数のフォロワーや読者がいなければ難しいので、順番としてはフォロワーがちゃんといて成り立ちます。更新頻度は最低でも数日に1回は新着を更新していくことでRSSなどでの配信も有効になってくるかと思います。

WEBサービスをするのであれば、フロー型のコンテンツはファンを集めるコンテンツとして必須で、ストック型は信頼でき役に立つコンテンツとして必須。

世の中には、どちらか一方に偏るWEBサービスも多いですが、やっぱり両方のコンテンツがバランスよくあるWEBサービスが最強です。

ただし、実際にやってみて感じたことは、ストック型のコンテンツがあるかないかの方が重要だと思います。

最近のユーザー行動においてはニュースの配信元を気にしない人が多数で、ブックマークしてみずから定期的に訪れてくれる人は少なくなってきています。

自分も同じで情報量が増えた現在において、特定のサイトにみずから訪れるケースはなくなりました。特に情報系の場合はnewspicksやsmartnewsやSNS経由でふれない限り直接サイトを見るという行動は起こしません。

となるとやっぱり圧倒的に今何かを求めてる人に役立つ情報を提供する事が一番大切だと思います。

こちらは、某サイトの流入割合ですが、SEOの流入が多くて健全なサービスだと思います。

ローコストオペレーション好きな自分は大好きですが、依存度合いが高いとGoogleの変更によるリスクが高いので、バランスはよくするのがよいといわれがちですがSEOに依存した王道のネットサービスが最強ではないかと思います。

せっかくなので、自分が考えるフロー型のコンテンツで必要な要素とは?

成功体験です。

良いコンテンツがあるとか、面白いネタがあることは大前提ですが、必要なのは成功体験。そして定期的にいかなければいけない確固たる動機が必要です。

amazon prime ビデオなど、いったら必ず新しいコンテンツが増えている、そこに行かなければ見れない。そのコンテンツが面白かった。という成功体験など、成功体験とは人それぞれですが、分かりやすい表現でいってしまうとそのWEBサービスのヘビーユーザーに自分がなれるか、ただそれだけの観点で判断すれば良いと思います。

そして、覚悟しておかなければいけない事は、ユーザーは必ず飽きて去っていきます、迅速な更新スピードも非常に大切だと思います。

ストック型とフロー型のコンテンツでまよったらストック型を優先して両方するが幸せになれると思います。

次回はフロー型のコンテンツでアプリ出したら累計40万ダウンロードされた話でもしようかと思います。

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