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たまり場は銭湯

東京にいた時もそうだったんですけど、福井の地元に帰ると必ずといっていいほど友達とお風呂に行きます。

東京では「サウナ・銭湯ブーム」と言われてるさなか、自分たちは銭湯を溜まり場のように使ってる。

飯食ってから銭湯に行って、「あちーあちー」と言いながらだらだらしゃべる。あがったら、ジュースを買う。タバコを吸う。で、解散。

なんでこんなにいいんだろうって考えると、コスパがいいから。

俺の周り(社会人1年目と学生)は、金がない人がいる。

特に俺なんかは飲みに行くのが好きなんで、飲みに行くとひとり5000円下らないこともそこそこあって、まあまあ痛い出費になり、月に何度も行ってられない。

一方で銭湯は、風呂代460円〜500円+ジュース代=600円ちょい。じぶんらは銭湯が徒歩で行けない距離にあるから車移動が多く、誰かの車に乗り合わせてわいわい話しながら向かう。

二日酔いにもならず、ただ気持ちよくなるだけ。さらにこれを「朝風呂」ってやつに変更してみると、誰よりも人生をリードしてるような気分になって最高。

一緒に行く人とはたくさん話せるし、まあ話すのがめんどくさかったら目閉じて「気持ちーなーー」とか言ってるだけでいいし。

このまえ、友達が銭湯にハマってる理由を語ってて、自分でも考えてみると「ああ確かにそうだなあ」と腑に落ちることが多くて書いてみました。

ちなみに東京で最高なのは、滝野川にある「稲荷湯」。

冷蔵庫にはミニ缶ビールがあって、お湯は熱すぎない。そんなに混んでない。風呂をあがれば、実家を思い出す縁側でミニ缶飲みながらタバコを吸える。

湯が終われば、近くにある「やきとん赤尾」で、串を食べて解散。最高。

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