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【日本人のグルーヴは一体感が大事!?】

日本には古来から
各地域に根付いた
「お祭り」があります。

もちろん

僕の生まれ育った
地域にもありましたし
子供の頃から
そういった文化に
馴染んできました。

そんな中

大人になり
曲がりなりにも
ミュージシャンとなって
改めて感じた事があります。

【お祭りのリズムは
 一体感がかっこいい!】

大人数が一体になって
その街に代々
受け継がれている
お囃子を演奏する!
掛け声を合わせる!

まさに壮観です。

正直に言うと
昔はそんなに
お祭りが好きでは
ありませんでした。

僕はとにかく
家を出たくて仕方なくて
東京に出れば何か有るだろ!?

と根拠も無く
思っていたタイプ。(笑)

その延長で

地元のお祭りにも
あまり興味が
湧きませんでした。

更に
音楽にのめり込んでからは

邦楽より洋楽だ。
ロックよりブルースだ。
ブルースよりジャズだ。
ジャズより
ワールドミュージックだ。
ワールドミュージック
よりクラシックだ。
最後は現代音楽だ!



次々に嗜好を変え
音楽を理解した
気になっていた
痛いタイプ。(苦笑)

そんな僕なので
頭ノリで
手拍子をされると
違和感があったし

日本的な音楽は
ダサいと思っていました。

バリバリ日本人顔で
バリバリ頭ノリな
自分だったのに!(笑)

でも

もちろん今は
自分のルーツを
リスペクトしています!

だって

単純にお囃子ってかっこいい!

山車に乗った
十人弱位のメンバーが
大太鼓、小太鼓、金物、横笛
そして掛け声で
独特のグルーヴを出し
ドンドン一体になって行きます。

更に

他の山車が近づいて来ると
テンポが違うので
更に渦を巻くような
ポリリズムが展開されます!

この時

西洋のいわゆる
ビート音楽しか
受け付けない価値観だと
見事に良さが分かりません。

何故なら

日本の音楽は

「間」

で表現するからです。

能や歌舞伎になるとモロですが
お囃子は一定のリズムも有るので
ビート音楽至上主義の人には
更に良さが解り辛い!

そういう僕も
ビート音楽という
固定観念に縛られていた
典型タイプ。(恥)

ある時

フリースタイルのダンサーと
【無拍子】
(リズムではなく間の音楽)
で即興セッションをした時に

ようやく目から鱗が
ボロボロ落ちまくった
経験があります。

子供の頃から
耳にしていたはずなのに!

「郷に入っては郷に従え」

国が違えば
場所が変われば
人が変われば
ルールが変わります。

そのルールに
反発する事も可能ですが
大抵損をします。

何故なら

楽しさは一体感の中にあるから!

一体になれるからこそ
そこから良いバランスで
外れることも可能!

ある程度

価値観を広げた耳で
地元のお囃子を聞いた僕。

改めて

自分のルーツと
音楽の広い可能性

そして

シンプルな
一体感の気持ちよさ
を再確認した
ちょっと大人になった
僕なのでした。

ピンときた方は
ぜひご参考に。

今日も一日ガツンと
グルーヴしていきましょう!

追伸

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