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【HITO MIGAKI】プロジェクト 第一話

季節は移り、梅雨の時期かなと思わせる雨がしとしとと降り始め、お洗濯ものも乾きにくくなって参りましたね。
しかし、この雨が大地に潤いを与え木々を大きく成長させていくものです。
ご挨拶遅れましたが斉藤光学製作所代表 齊藤大樹です。いつも弊社noteをご覧いただきありがとうございます。
さて今回の記事は、ついに第1回の研修が実施された【HITO MIGAKI】プロジェクトのレポートです。
この記事からお読みになられた方は、記事を読まれる前に【HITO MIGAKI】プロジェクトとは何か?を書いた前回記事もあわせてご覧ください!

HITO MIGAKI 研修 開始

【HITO MIGAKI】プロジェクトの定義
企業価値向上の原動力となる「社員の育成・組織の開発=人磨き」を目的とし、サービス価値や社員の能力向上に関する取り組みを行ったり、自身のキャリアを考える場を提供する研修などを設けること

前回2023/4/28note記事「工場の未来とHITO MIGAKI」よりまとめ

本プロジェクトの実践第一弾として、5月11日に初回の研修を行いました。初回は株式会社あきた総研の代表須田紘彬氏をお呼びし、主に弊社管理職の社員を対象とし、ワークショップ形式で研修を進めました。

研修の一番の目的は「そもそも社会人基礎力って、斉藤光学製作所では具体的にどんな行動のことなんだろう?」を共通言語で理解することです。
共通言語に落とし込むことで、部下社員と円滑で伝わるコミュニケーションを取ることができるようになる、チームの連携を高める一助とする、
また今自分自身はどういう行動ができていて、逆にどういう行動ができていないのかに気付くこと、なども狙いに据えています。

研修は終始なごやか、かつ引き締まった雰囲気で進行していきました

まず最初に須田氏から、変動し続ける世の中の現状と社会人基礎力とはなにか?の定義を確認したのち、斉藤光学製作所としての3つの力とは?について社員たちとワークショップを行いました。
3つの力というのは【前に踏み出す力】【考え抜く力】【チームで働く力】の三つです。それぞれについて管理職のメンバーが付箋に自分の思う行動や考え方を書き、全体で各々の考えを共有しました。

経済産業省が定義している社会人基礎力の「3つの力」
斉藤光学製作所としての「前に踏み出す力」とは?を洗い出しました

写真にもある通り、それぞれの力の更に細分化された「能力要素」をテーマにして、各々の思うことを書いていく形式でした。
なかでも、【課題発見力】というテーマでは「お客様の依頼の背景も考えたり、これまで当然としていたやり方でも常に疑う」といった社員からの意見が出たり、須田氏も「実は業務に慣れていない人間のほうが気づくことが多い」といった考察もありました。
他にも【規律性】では「規律性が強すぎると創造力が弱い傾向にあり、その社員の特性を見て業務を振る」ことや、【ストレスコントロール力】という項目では「"ストレス耐性"ではない。ストレスというものは完全悪ではなく逆に無いとやりがいが感じられずらくなるためモチベーションを左右するものである」と要点をついた解説を須田氏にしていただきました。
管理職社員たちの今までの働き方を客観的に見つめなおす良いきっかけになったのではないかなと思います。
また代表である私としても、管理職の社員とこうしたワークショップを通じて改めて部下たちがどういう思いで仕事しているのか、それを受けて代表としての振る舞いはどうするべきなのかについて考える機会をいただいたと思思っています。

第一回 まとめ

真剣な眼差しの管理職社員

冒頭にも述べましたとおり、この研修の目的は「社会人基礎力って、斉藤光学製作所では具体的にどんな行動のことなんだろう?」を共通言語で理解することでしたが、実際に研修を通して各々の社会人基礎力とは何なのか?を管理職間で言葉にして共有できたと思います。
代表の私としても、社内の各チームにとって重要なもの、不足しているものは何なのか?そして今日出した自分の意見を本当に行動として実行できているか?各管理職自身に問いかけてもらいたいなと思っています。
タイトルにもある通り、【HITO MIGAKI】プロジェクト第一話です。つまりこの一回の研修で終わりではありません。この一年を通してこれからまだ出てくるであろう課題や定期的な振り返りなどを通して、斉藤光学”人”としての磨きをかけていきたいと思っています。

終わりに

第一回【HITO MIGAKI】プロジェクト研修を終えてみて研修の最後に、須田氏は「こういう傾向、性格の人がどういう行動をしてなにがどうなったのかといった特徴を細かく記録していく」、また「”なんかしっくりこない”この感覚にヒントがある」と総括をいただきました。
私も管理職社員の意見の中から出た「自分もできていない、示せていないのに、尚更部下にそれをやってもらうのは難しい」といった視点はとても大事だなと思いました。
まだまだ始まったばかり。これからどんどん磨いていきます。人も技術も。

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。
引き続き弊社note記事を更新していきたいと思います。
次回の記事をお楽しみに!

斉藤光学製作所 齊藤大樹








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