北海道の感染状況を見て考えてみた

緊急事態宣言を受け、GWに地元札幌に変えることができなくなりました。年老いた両親を危険にさらすことはできないので、そこは我慢してこの状況が改善することを待ちたいと思いますし、日本国民として積極的に政府に協力したいと思います。
さて、全国に先駆けて新型コロナの影響を受けた北海道でしたが、どのくらい危険なのかがどうしても気になり確認してみたところ、道庁のページでまとまっていました。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/singatakoronahaien.htm

道庁発表0406

検査数に対して陽性率は10%以下であることがわかります。政府発表を掛け値なしで見ることが難しいのですが、様子を見ながら受診するほうが混乱なく対応してもらえそうな印象です。
また、かなりの方が75%程度の方が改善され、25%の方が入院されていることがうかがえます。亡くなった方は9名という状況で、現段階では4.6%の方が亡くなっています。

東京都庁のサイトによると、東京都では検査数5649件に対して陽性は1195人となっています。実に20%程度が陽性と北海道に比べて非常に危険な状況です。ちなみに、東京都の面積は2188㎢で北海道は83450㎢という状況ですので、人口密度も高いため、北海道に比べて注意が必要です。これらのこともあり私も4月以降リモートワークを利用していましたが、どうしても出勤しなければならないため、緊急事態が出た翌日に出社予定となっていて、一抹の恐怖を感じ始めています。

参考:https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

さて、不安をあおる気は全然ないので、北海道の今の状態がどのくらい経済に影響を与えているのかを見てみました。

3/18の日経新聞によると、6月までで終わると仮定した場合でも3680億のおちこみで、2018年度の年間観光消費額が1兆6千億だったそうなので、1/4が失われるそうなので、今のままだと更なる観光消費の落ち込みが懸念されることがわかります。ここにどうしったアクションがとれるのかとても悩ましいのですが、もろもろ調べていたら経済に対して以下の動きがありました。

新・北海道現象の深層⑫ 新型コロナ感染拡大が促す「脱リアル店舗」という競争の新局面
https://diamond-rm.net/management/53148/

流通業においてはすでにネットの利用が加速しているようです。街中でUber Eatsの大きなカバンを持った人をかなり見かけます。特に新型コロナで外出する人が減っていることもあり、結構目立ってますね。Uber Eatsに限らず、こういったネットの動きはこれまであまりネットの利用をしていなかった中小企業にも一つのきっかけとなると思われます。この部分に北海道ならではの取り組みをこれに加えていけると新しい産業につながるように思えます。

私の友人たちが何人も北海道で起業したり社長業についたりしていますが、みなこの困難を乗り切ろうと努力しています。私はしがないサラリーマンではありますが、今後、北海道経済の復興をICTの立場で支援したいと思います。


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