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12. 「多様性を受け入れる」が子育てとマネジメントの共通点

11月が期首のTrimは7月で第3Qを終えました。

僕が管掌していたカスタマーサクセス部はこの四半期で1名増えて
自分も入れて計3名体制になったのですが、
ありがたい事にマネジメント下にある2人がそろって活躍し、
優秀賞(うち1人はMVP)を獲ってくれました。

僕自身はこれまで何社かに勤めた中で賞をもらったことが一度もないので、
こうやってメンバーが受賞するたびに「抜かれた〜」って思ったりしています。

上述の「ありがたい事に」は何がありがたいのか、
これは「主体性を持って自分で勝手に成長の階段を登ってくれる人」になってくれた事、というのが純粋に、ただただありがたいなぁと思うのです。

今回の受賞者2人=マネジメントしてる2人は
21卒の2年目なのでビジネススキルはまだまだ甘いところも目立つものの
浮いてる課題を見つけて、解決策を提示して消化していく、という
一連のサイクルが良いスピードで回せるようになって来ていて、
ヒトカゲがリザードになった!くらいの瞬間風速を感じています。
(あとは"きりさく"を連発すれば良いだけ的な)

最近ちょっと子育てからもマネジメントの共通点を感じている

話は変わって齋藤家の息子(5歳)の話です。

先日、同世代のお子さんがいるママさんと会話をしていたのですが、
「どうしても思い通りにいかなかったり自分の考えと正反対なことをされたりするとモヤッとしたりイラッとしたりしちゃう」という話をされていました。

僕はそれがあまり無いタイプなんですよね。
というのも、自分の幼少期と息子を重ねた時に共通点が少なくて、
むしろタイプとしては真逆な感じがするので、
良い意味で「この子は自分とは違うんだ」っていう目線で接していられるんです。
「自分と違うタイプで、違う目線を持っているから、その感覚や論理性を伸ばしてあげよう」みたいな感覚です。

(僕が5~6歳の頃は公文式でバリバリ先取り勉強してて
 一点集中型でハマったら抜けないタイプだったんですが、
 息子は勉強よりは絵を書いたり歌ったりする方に長けてて、
 かつ集中が分散するタイプなので本当に真逆。
 あと僕が天然パーマで長身に対して息子は直毛で背が低い。などもw)

子育てもマネジメントも在り方が変わってきている

一昔前は「巨人の星」の星一徹と星飛雄馬のように
成長や成功のルートがおおよそ一本道で、
親(上司)がそこを先行して歩いている、
子(部下)はそのやり方に倣っていく、みたいな子育てやマネジメントでした。

「営業??俺の背中を見て覚えろィ!」的なやつ……。

それが多様性だったり、IT技術の進化だったり、
情報の絶対量の増加だったり、終身雇用制度の崩壊だったり、
いろんな理由で「これまでの在り方」は通用しなくなってきている中で、
今までの育成システムみたいなものも変革を迫られているんですよね。

僕の前職であるクラウドワークスの吉田さんが4年も前に「マネジメントにおける「当事者意識を持て」という言葉の死」という内容でお話されていましたが、世の中全体として更に加速している感と、子育てを通じてより腹落ちした感が最近あります(※当時も腹落ちしてたんですが)

上司・部下という表現も死んでいくのかもしれない

この表現、僕はもともと好きじゃないんですが……

こうなってくると何が上で何が下なのか分からなくなってくるんじゃないか?と思ったりするわけです。
組織という形式上で必ず上下や役割の違いはあるんでしょうけど、
最近うっすらぼやけてきているなぁと。
(aiko『アンドロメダ』を先ほど聴いてたのでインスパイアされた表現)

というのも、
記事の最上部で触れていたカスタマーサクセス部門がちょっと役割が変わってロジスティクス等々を含むオペレーショナルな方向も管掌することになったのですが、
この領域、実務知識のあるメンバーと知識のないマネージャー(僕)という構造になるんですよね。

なので今いろいろと必死にインプットしている最中なんですが、
こういう構図って意外といろんなフェーズで有り得るのでは?と。

これまでだったら「何も知らないやつが上司ヅラしやがって」的なことになってたんでしょうけど(今もなる時はなるか)、マネジメントの役割が変化している今なら、実は違った価値の発揮の仕方があるのかもしれません。

それが何なのかは探している最中なんですけど、
こういう環境をハードシングスだと思って楽しめるくらいの気持ちでいれる程度にはこの何年かで肝が座ったりスキルセットが付いたりしてるからなんだろうな、なんて思いながら備忘録として書いてました。

取り留めのない雑記でした。

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