私を剥がして欲しい

まず私の皮を剥がして
痛みなんて気にするフリしないで
つま先から頭頂まで一気に
躊躇してできるだけ長くじわじわと

割いて切って
狂わせてよ
殺して
泣かして
殴って
蹴って
もう一度犯して笑
キスをして
壊しちゃってよ
ゴミみたいに
街に棄てればいい

意味のあることなどどこにもなくて途方に暮れます
正直今日自身意義をなくしてのたうち回る
滑稽
噛み砕き明日への活力とす
などと嘘をつき酒を煽り

次第に間違っていく継続
区別できない折角の別人格
やがそれは探偵に紐解かれ
わたしはまた新たな地獄へと

でも
ねえ
話を聞いて
誰でもいいの
本当は君が好き
しかし
君は
私が嫌い
知ってる
わかってる
だからみんなが嫌い

どうしようあまり余った認められない唯一無二のセンス
くだらないジョークを間に受ける人を指差して笑おう
あんたは結局一体どちら様なの？
ああああああどーーーーでっ
も

虚は次第に滲み増し
漁火には足跡の手が無く
気持ち悪くて箱に入り嘘をつく
愛してくれた人を銃殺する
だが
だが
それも全部
街のせいで
わたしは悪くない
オレ誰？
君は僕で
間違い探し
答えをどうぞ

さて
さて
さて
さて
さてさて

さて
さて
さて
さてさて
さて
さて
さて

消えたい死にたいしつこいうるさい
さっさと死ねよ
ハッ
死ねよほら死ねよ死ねよ
昔みたいに
腕でも切れよ
ないなら包丁を買ってきてあげるよ今度は
動かなくなるまで突き刺そうかドンキ

助けてくれないのは知ってる
ミーハーが食い散らかした我が愛しの
スーパースターがかつて歌ったように
結局皆様他人事なのでしょう

そうね
それは
正しいよね
へへ
へへ
そう笑う外国の小説
罪と罰を読んで偉ぶる
高校生は死ねよ
ボクだよ

受水自殺を図るようなボケカスの文字は読むな太宰おめえだよクソみてえな独白見るに堪えねえ
でもねわたしは百年後きっと残らないけど
あんたは残るんだって本望かい？

しねなんて今更宣らない
みんな嫌い

わたしはもうだめみたい

いっそ花火のように派手にやっちゃってよ
わたしがだれかわかる人はまだか？