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就活出遅れ組の私が、7社内定した「面接のコツ」伝授します!

初めまして!埼玉大学経済学部4年の四辻明大です。
3年の1月に軽~く就活を始め、3月から本気を出したような出遅れ組でしたが、最終的には埼玉大学からは内定実績のないような商社2社など合計7社から内定をいただくことができました。そのノウハウをシェアしたいと思います。

【目次】
・就活のスケジュール
・面接のコツ
・最後に


就活のスケジュール


21卒の就活のスケジュールは以下の通りです。22卒以降は変わってたらすいません!
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大学3年6月1日:日系企業のインターンの情報解禁
大学3年の6月~7月:サマーインターンの選考
大学3年の夏休み:サマーインターン
大学3年の10月~2月:早期選考、秋インターン、冬インターン
大学3年の3月1日:日系企業の公式情報解禁、エントリー、面接
大学3、4年の3月~5月:エントリー、面接
大学4年の6月1日:公式で面接開始
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一方、私の就活スケジュールは、
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大学3年6月:はじめてインターンの説明会に参加
大学3年の夏休み:1社のみサマーインターン参加
大学3年の9月:1社のみ本選考を受け、散る
大学3年の10月~12月:1ミリも就活しない
大学3年の1月~2月:5社くらい適当に受け、散る
大学3年の3月:毎日発狂しながらエントリーしまくる
大学4年の4月~6月:毎日発狂しながらエントリーしまくる、面接しまくる
大学4年の6月上旬:内定、終活。
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みたいな感じでした。
何が言いたいかというと、「就活は早くはじめないと失敗する可能性が高い」ということです。私は1月から少しだけ就活をはじめていたので、3月から始まる本選考では早期選考の失敗を活かすことができましたが、もし3月から就活を始めたら、、と考えると恐ろしいです。
なんとかなりましたが、3月からバイトもせず毎日12時間以上就活に専念して、やっと夏から就活をしている人たちに追いついけたという感覚で、本当にきつかったです。

もう一点、後輩のみなさんの肝に銘じていただきたいのは、「SPIの勉強を早くから始める」ということです。SPIなんて、しっかり時間を取って勉強すれば誰でもできるようになります。始めるのが遅いせいで足切りを食らうのはもったいないです!僕はなぜか2月末までTOEICの勉強をしていました(笑)今思うと阿呆でした。12月くらいから余裕をもって勉強して、対策本を最低3周しましょう!

面接のコツ


面接のざっくりとした流れは
―――――――――――――――
5分アイスブレイクと自己紹介
10分ガクチカ
10分志望動機
5分逆質問
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という感じが一般的です。他には会社によっては長所と短所、挫折経験などを聞かれることが多いです。
*ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略で、面接で毎回聞かれます。ガクチカを極めると内定目前です。回数を重ねるうちに作業のように話せるようになります。

面接での鉄則は、
Ⓐガクチカで満点を取る。
Ⓑ志望動機ではボロを出さないで、70点を取る。

という2点です。
ガクチカは毎回聞かれるので慣れます。質問されることも決まっているので、必ず満点をとれるようになります。
一方、志望動機は、たくさんの会社を同時に受けているので、毎回満点を取得することは難しいと思います。
平均して80点で通過していくのを意識しましょう。(もちろん最終面接では志望度が大事になるので、それまでには志望動機も完成させます。)

ⒶとⒷのために必要なことは以下3つです。
⑴自己紹介でガクチカ以外のアピールしたい内容を話す。
⑵ガクチカを極める。
⑶「志望動機は3つあります!」というテンプレを使う。

それぞれ解説します。

⑴自己紹介でガクチカ以外のアピールしたい内容も話す。


多くの面接では最初に自己紹介タイムがあります。
そこではガクチカ以外にもアピールしたいことを織り交ぜ、面接でその話もできるように種を蒔いておきましょう。
理由:ⓐ自分をすべてアピールしたいから。ⓑ志望動機タイムを短くしたいから。(ぼろがでにくくなる)

参考までに僕の自己紹介は、
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埼玉大学経済学部の四辻明大と申します。
北海道苫小牧市出身で、大学から上京してまいりました。
大学では体育会卓球部で主将を務めており、週6回の練習に励んでいます。
また、普段は大学の国際寮に住み、留学生の生活支援をしています。
本日はよろしくお願いします。
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この自己紹介をすることによって、面接では、
①なぜ北海道から上京してきたか(埼玉だけど)、
②ガクチカで聞かれる部活のこと、
③留学生寮のこと
の3つのトピックに触れてくれることになります。
そうすると自分のすべてをアピールできますし、後半に控えている志望動機タイムが短くなるのでぼろが出にくくなります。

⑵ガクチカで満点を取る。


ガクチカで見られている点は「学生の能力と仕事での再現性」です。ガクチカのエピソードを通じて示せるようにしましょう。

【 step1: エントリーシート用のガクチカを極める】
まずは以下のトップ就活チャンネルの動画を参考に400文字くらいでガクチカを書きます。
*就活はトップ就活チャンネルの言う通りにやればだいたいうまくいきます。保証します。
https://www.youtube.com/watch?v=CpebTUo0MPo&t=1s

 【step2:面接で1分で話すためのガクチカの原稿を書く】
面接では、最初に1分くらいでガクチカを改めて話すことが多いので、その原稿を考えます。アナウンサーは1分間で300文字を話すらしいので、300文字の面接バージョンを用意します。
参考までに僕のガクチカを紹介します。
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体育会卓球部で主将を務め、不可能と思われていた所属リーグ優勝という目標に挑戦しました。
私たちのチームの課題は、スポーツ推薦枠のある大学に技術力で圧倒的に劣っていることでした。
そこで、技術力の向上に、戦術と応援を加えた3本柱でチームを強化しました。
結果、優勝とはなりませんでしたが、私が入学したときは所属リーグで6校中最下位だったチームを準優勝まで引き上げることができました。これはスポーツ推薦枠のない大学の中では最高位でした。
この経験から、課題を洗い出し、徹底して粘り強く取り組む姿勢を身に着けました。(251文字)
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ここで意識することは、聞いてほしいところを抽象的に話すことです。僕の場合は「戦術と応援」について詳しく聞いてほしかったので、あえて詳細は言いませんでした。
そうすると毎回同じことを聞いてくれるので、面接が作業のようになり、必ず満点をとれるようになります。

【Step3:以下の頻出質問に対する回答を作る】
面接は準備が9割!どんな質問が来ても即答できるように準備します。
(*即答すると頭の回転が速い認定される)
回答は、自分のアピールしたいキャラが一貫しているといいです。私は「熱い男で、徹底的に努力できる」というキャラを一貫させました。

【永久保存版:ガクチカの頻出質問】
学生時代に頑張ったことは何?
なんで始めたか?
なんでその目標にしたか?
困難だったことはなにか?
反対意見に対してはどうしたか?
その時周囲はどんな反応だったか?
成功の要因はなにか?
なんでその解決策にしたか?他の選択肢はなかったのか?
もっと良い結果を出すにはどうしたらよかったと思うか?
なにを学んだか?
規模感は?
集団での役割は?
どのような課題があったか?
課題に気が付いたきっかけは?
どのように周りを巻き込んだか?
後輩を指導するときに何を重視しているか?
なぜ続けられたか?継続のチベーション
成果は出たか?具体的な成果はなにか?
この経験で出ている自分の良さ
今振り返ると何点?結果に満足している?
学んだこと、得たこと
その経験が現在どう生きているか?
就職してからはどう生きるか?

多いように感じるかもしれませんが、逆にこんなもんです。これだけ回答を用意すれば、ガクチカ関連の質問は即答できるようになります!

【Step4:何回も面接練習する】
できればたまに社会人の方に面接練習をお願いできるといいです。やはり学生と社会人の目線は異なり、普段気が付かないようなアドバスをしてくださいます。
特に就活ゼミの高木さんには何回もお世話になりました!感謝してもしきれません。
私は毎日友人とも1時間以上面接練習をしていました。

ガクチカを極める方法は以上になります!

⑶志望動機は3つあります!というテンプレを使う。


志望動機を3つ言うことにより、その3つを満たす会社が御社しかなくなるようにします。「それって、他社でもいいんじゃない?」という質問を回避し、「本当に御社ではないとダメ🙅」ということを裏付けるためです。
また、3つの理由を話すことにより、1つ当たりの深堀りタイムを短くすることができます。ぼろが出にくくなりますね。

志望動機の理由付けには、「過去の経験」を入れます。現在の思考、行動には必ず過去の経験がもとになっているからです。

例えば、僕は「辛い物が苦手」なのですが、それは「四辻家では辛い料理が出なかったから」という過去の経験に基づいています。

御社を志望する理由が「実力主義な社風にひかれたから」だとして、その理由が「これからの時代は自分の実力で仕事を取るべきだと思うから」と説明されても本当に思っている?と疑問に思うはずです。
でも「体育会で実力主義の環境に身を置いていた経験があり、その時が一番成長できたから」という過去の経験に基づいた回答をすると面接官は納得してくれます。

このように、志望動機は過去の経験を結び付けて話すと説得力が増します。

【志望動機に関して、もう一点大事なこと】
「業界志望動機」と「御社の志望動機」を分けて考えて下さい!
業界志望動機では、なぜ他の業界ではなく、御社の業界を志望しているのか?
御社の志望動機では、なぜ御社の業界の中でも他社ではなく御社を志望しているのか?
を説明します。
「それって他の業界でもよくない?他社でも良くない?」って言われないために、どちらも志望する理由を3つ言います。

【マイナビを志望する場合の例。就活生なら誰でも知っている会社なので】
人材業界を志望する理由(業界志望動機)
1:日本の働くことに対するネガティブなイメージを変えたいと思ったから(原体験は、、)
2:人の人生の分岐点に立ち、支援したいから(原体験は、、)
3:無形商材に携わりたいから(無形商材は営業力がつくと言われている。)(原体験は、、)

マイナビを志望する理由(御社の志望動機)
1:社員の魅力(OB訪問を通じて、、とか、インターンを通じて、、とか)
2:人材業界の仕事の中でも新卒に関わりたいので、新卒市場第一位のマイナビ(新卒に関わりたい原体験は、、)
3:表彰式も大々的にやるような実力主義な社風(実力主義がいい原体験は、、)

ここまで話すことが出来ると「本当にマイナビが第一志望です」というのにも納得がいくのでないでしょうか。

最後に


終活は時間の無駄!とか言われることもありますが、私はそうは思いません。振り返ると、かなり成長できた期間でした。ロジカルに文章を書いたり、社会人とたくさん話して、メールを送って電話して、、など。就活は学生が社会人になる練習をする期間でもあり、自分の今までの人生を一旦を振り返る期間でもあると思います。
そうはいっても、就活は結果がつきもので、苦しい時期もあります。友人が内定を獲得する中、自分は最終面接で落ち、ストレスと焦りで食べ物がのどを通らなくなることもありました。
自分が納得できるように周りの力を借りながら頑張ってください!今すぐ就活始めたらいいと思います!
最後に、何度も面接練習してくださった就活ゼミの高木さん、面接練習してくれた友人、先輩方、私の就活に関わってくれた方に感謝します。本当にありがとうございました。

就職活動をがんばる学生にコーヒーを奢るつもりでお願いします!