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ラポールが作れる傾聴のコツ!〜話し手の鏡になって〜

こんばんは、さいたです。

先日、真の傾聴について記事を書きました。

認知科学の理論をふんだんに使った真の傾聴を学んで実践するようになってから、僕自身の人間関係もめちゃくちゃ変わったな〜と感じているのですが…

やはり、これが世の中にあまり広まっていない(もしくは、表面的に広まっている)故に、まだまだ上手くいかない人が多くなってしまっているなと感じています。

というのも、僕は普段は会社員として働いているのですが、上司との1on1でこれを感じることがしばしばあります。
すごく簡単に言うと、「話を最後まで聞いてくれていない」と感じることが多いです。

1on1の目的にもよるのでしょうが、仕事における目標設定や、キャリアの方向性を見つけていきたいという面談においては、話し手の話を聞かないことほどの悪手はないと思います。

僕らはアドバイス(=何をするか)や方法論を学べば上手くいくと思いがちで、それゆえに上司は部下にアドバイスを多用しがちです。部下の話を聞くのもそこそこに、「それはつまり◯◯だな」と勝手に解釈を入れて、すかさず自分のターンにして「それはこうした方がいい」「俺が君くらいの時は〜」と自分語りを始めてしまいます。

それでは相手の無意識は書き換わりません。大事なのは、まず相手の考え(=無意識)をひたすらに意識に上げていく作業、ヒアリングです。この作業において、聞き手のエゴや解釈は全て排除していかなければなりません。聞き手のエゴや解釈が入った時点で、それは相手の考えではなくなってしまいます。

その意味で、聞き手はひたすらに透明になり、相手の鏡である必要があります!!そうして相手の内部表現を鮮明に写し出すことで初めて、ラポールが生まれ、無意識が書き変わっていきます。

これを上手く伝えるのが難しいなと感じるのは、「それって、簡単に言うと話をちゃんと聞こうってことだよね〜」と情報を圧縮(解釈)されてしまうからです。さらに、脳は自分が知っていると思ったことは新たに学ばないので、その時点でスコトーマになってしまいます。

スコトーマが生まれると、学びはそこで全て止まってしまいます!
「あれ、もしかして自分って相手の話聞けてない?」と必ず疑うことが大事です。その行為自体が、自分の意識を揺らがせ、無意識の書き換えにつながります!

それでは皆さん良い夜を。


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