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知覚力、スコトーマ、アート!

こんばんは、さいたです。

先日の記事で、スコトーマについて書きました。スコトーマとは、心理的盲点のことです。僕たちは、世界を見ているようでほんの一部しか見えていません。


世界の認識、世界の見方を捉え直すという意味で、スコトーマとは少し違う視点から語っている本が『知覚力を磨く』です。

近年、ビジネス界隈でも「アート」への注目が高まっています。ロジックの積み上げに対するコモディティ化が進む中、世界を新たな視点で見直そうという試みが進んでいます。そこで登場するのがアート鑑賞の文脈です。

1枚の絵画、1つの作品からは、膨大な情報が得られます。それは作品制作の背景だったり、作者と作品との関係性だったりします。作者と作品との繋がり、文脈を重要視するのは現代アートの特徴の一つかもしれません。

芸術活動は「センス」という言葉で括られがちですが、その内情は膨大な「知識」の積み上げでもあると思います。作者の知識、他作品の知識、制作された時代背景の知識、制作技法への知識など…。
これらの膨大な知識が1つの作品に落とし込まれているため、作品自体は非常に抽象度の高いものになっているんですね。


知識がなければ世界は見えません。それがまさにスコトーマであり、芸術活動でもあると思います。
知覚力を磨き、見えないものに気づく、意識に上げるということを丁寧に繰り返していくことで、世界が全く違うものに見えるはずです。


それでは皆さん良い夜を。


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