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「運とは準備と機会が出会った瞬間だ」

こんにちは、さいたです。

先日のセッションで、「運」や「他力」について話をしました。
(↓こちらのセッション)

僕らの抽象度には明確に階層性があり、上から下に行くことは簡単ですが、下から上に行くのは非常に大変です。(大学生と小学生は視座の高さが全く異なりますよね)

下から上の抽象度に上がる時、大抵は「上の抽象度の人に引き上げてもらう」ということで起こります。自分ひとりでいくら情報を積み上げても、上の抽象度との間には大きな壁があります。

わかりやすくいえば、本を何十冊ひたすら読んでも、わかる人に直接直接講義してもらうことには敵わない、ということです。また、人からの紹介、思いもよらぬ出来事から長年の問題が解決した、というのはイメージしやすいかと思います。

僕もこうして認知科学やコーチングの知識を発信していますが、自分自身に起きた変化は、決して本からの知識ではなく、やはり僕自身のコーチからのセッションや教えを通じて起こりました。

つまり、抽象度を上っていくには大抵「他人」の存在が不可欠ということです。人に上げてもらう、ご縁によって問題が解決する、これらを「運」と言ったり「他力」と言ったりしています。なので、それを理解したうえで、自分自身もより「他力を頼る姿勢」というのを持っていく必要があるんですね。

という話をセッションでしていた時に、クライアントの方から次のような質問を受けました。

「他力に頼るというのはイメージできるが、では抽象度を上げるためには自分で何もする必要はないのか?」

非常に的を射た質問です!
つまり、自分では何もせずにぐうたら家で寝ていたら、ある日救世主が訪れて自分を救い出してくれるということか、という話です。「他力本願」はそのような意味合いにもとれてしまいかねません。

こちらの回答に関して、伝説のボディビルダーである、トム・プラッツの言葉を引用しました!

運とは
準備と機会が出会った瞬間だ

私たちは10年20年と準備をするだろう
たった1日のためにだ

そこで準備と機会が出会うんだ
これで勝利だ

変わらない精神、変わらないエネルギー、
変わらない情熱、変わらない愛を持ち続けて
それも何年も続けて
初めて手に入れられる

こうして初めて生まれる
これが本物のボディビルディングだ

非常に熱い言葉に胸が打たれますね…
(↓実際、本人はめちゃくちゃ熱いのでぜひ。上記の名言は18:03から)


なのでお答えすると、自分でも上の抽象度という天井を叩き続けるんです。ゴール達成に向けて、自分自身でできることをひたすらにやり続けます(=準備)。そうして動いていると、ある時上の人が扉を開いて、僕らを上の抽象度まで引き上げてくれます(=運)。

サードドアの話とも同じですね!

人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つのドアがある。ファーストドア。99%の人が並ぶ正面入り口。セカンドドア。選ばれた人だけが利用できる入り口。普通に生きていたら、この2つのドアしかないような気分になる。
でも、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に「サードドア」は必ずある。

サードドア:精神的資産のふやし方

↓こちらの本もめちゃくちゃ面白いのでぜひ!


ゴールを見て、変わらない精神、変わらないエネルギーで準備をし続けましょう!!そして他力を頼る姿勢も忘れずに!


それでは皆さん良い1日を。


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