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過去への階段を降りる。

過去へ降りていくのは、
過去へ戻ってみるのは、

正直とても怖い。

いまの自分の成長を
明白に垣間見ることが
出来てしまうからだ。

成長していなかったら
どうしよう?

むしろ衰退していたら?

私はそれが何よりも怖い。

進む方が
よほど楽で
よほど躍動している。

なぜだろう

それは進むことに
関しては、
目に見えた『成長』を感じることが
できるから。

言わば進むことは
成長の直視であり

成長の実感であり

成長の成果である。


しかし

実は

過去を振り返る
ことこそ

今の自分の成長を
"正確に把握"
することができるのでは
ないだろうか。

過去に出会った方々を

過去に出会った言葉を

過去に出会った情景を

しっかり見つめる。


未来である『今』から。


過去を覗いてこそ、
未来へ進む道が開拓される。

過去に学ぶことが
なによりも本質的で
そして
自分の成長のために
何よりの近道なのかもしれない。

それから

過去というものは
時に残酷だけれども

だけれど
たいてい

優しくある。

どんなに鮮明に
映し出されても・・・
どれほど間近に
迫ってきても・・・

それは

過去。

過去であることに
変わりはないから。

過去は現在へやってこれない。
現在は未来へ向かってゆける。

未来は現在を垣間見るし、
だから
現在は過去を垣間見る。

そうして

重ねていった
成長は

そう簡単には崩れない。

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たぶん、

大丈夫だ。

成長しない日も含めて
すべてが成長している。


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