#50 空気感、雰囲気のある演奏って?イメージを明確にして確実に計画しよう!
こんにちは、さいりえです。
今月3本めのオンラインレッスンサロン向け note です。
さて、今日は「空気感のある演奏」について。
空気感や雰囲気って、はっきりしないものですよね。
でも、人の演奏を聴いて「なんだかなんとも言えない美しさ…」「ふわっと空気が変わったみたい…」と思われることはありませんか?
でも、いざそんなイメージで弾こうと思っても、音や音楽がゴツゴツして現実的になってしまったり。
そんなときに意識してみてほしい、「よく計画して、空気感や雰囲気を作り出す」練習の方法についてお話します。
もちろん音楽は、頭で考えて物理的に用意できることばかりではありません。
耳で聴くこと、あらゆるものを感じること、心から歌うこと、いろんな要素が必要です。
でも、「あらかじめイメージする」「計画する」「それに向けて準備・練習する」ということはとても大切です。
そんなお話を、演奏と音を交えて動画でお話しています。
今日は、ドビュッシーとショパンの曲の「poco a poco cresc.」の部分を2つ取り上げて解説・演奏していきます。
音をあらかじめイメージして、空間に浮かべていく。動画でご覧ください。
今日のnoteは、テキストで詳しく解説するのが難しい内容なので、早速動画をご覧いただければと思います。
動画のポイントは
◎ドビュッシー/映像 第1集より「水の反映」
・poco a poco cresc.の部分
・音のイメージをどのように浮かべていくか
・クレッシェンドの種類。ガッガッと盛り上げるのではなく、ジンワリと空気が変わっていくように
・そのための練習の視点や方法
◎ショパン/練習曲 Op.10-5 「黒鍵」
・同じく、poco a poco cresc.の部分
・技巧的にも難しいと、「とりあえず弾くだけ」になりやすい
・変化しているつもりだけど、音が変わっていない!ということも?
・半音の変化、目的地までの道のりをどう感じるか
・音楽(曲)のつくりと、自分のイメージ、体、呼吸との一体化、そしてそれが音にあらわれる
16分ほどの動画です。
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