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#106 音域のちがいを演奏に生かす具体的な事例とポイント〜3声のフーガからショパンのエチュードまで〜

こんにちは!さいりえです。

5月もオンラインレッスンnoteをご購読いただきありがとうございます!

今月も、ピアノ演奏にかかわる大切なことや、すぐに練習に生かせることをお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日のレッスンnote #106 では、【音域の違い】についてお話します。

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音楽の演奏で、【音の高さ】というのはとても大切な要素の一つですね。

でも、ピアノの鍵盤は上から下まで同じ形、見た目をしているので、ついつい同じように弾いてしまうことがあります。

すると、

・音楽が平べったくなったり
・全体のバランスが良くなかったり
・その曲の本来のメッセージが伝わらなかったり

と、いろいろ都合の悪いことになってしまいます。

今回のnoteでは、音域や音の高さの違いや特性、またグランドピアノという楽器における音域の違いの注意点などを知って、それを演奏に生かすポイントについてお話しています。

音域の違いを意識して演奏することで

・音楽や音の響きがもっと立体的になったり
・各音や各声部がもっと表情豊かになったり
・作曲家の意図や曲の世界を伝えられたり

する可能性が広がりますよね(もちろん他の様々な要素も必要です)。

とても大切で奥の深いことですが、これまでじっくり考える機会が少なかった…という方もおられるかもしれないので、今回取り上げました。

動画では具体的な曲や弾き方をわかりやすくご説明していますので、ぜひご覧ください!


今回のポイント

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今回は、以下の内容を21分の動画でお話しています。

前半の動画では、今回の概要をお話しています(全体公開)。

・高い音と低い音の個性や特性って?
・グランドピアノの構造上気をつけたいこと
・音域の特性やポイントを生かした演奏について

後半は、具体的な曲を取り上げて、弾き方のポイントやさまざまな実例をご紹介します(会員さまのみ)。

・〈具体例1〉バッハの3声のシンフォニアを、音域の面から考えて弾くと?
・〈具体例2〉和音のバランスや各音の弾き分けで立体的な響きや様々な和音の個性を出す
・〈具体例3〉ショパンのエチュードOp.10-1など、広い音域を弾くときに意識したいことは?
・〈具体例4〉ハノンのスケール・アルペジオやちょっとしたパッセージを弾くときから意識しよう!


動画はこちらから

今日はさっそく動画をご紹介していきます。

まずは概要。5分半でお話しています。

【動画①】音域の違いを演奏に生かすって?(5分半)


【動画②】実際の曲で具体的に解説!(15分半)

後半の動画では具体的に、次の2曲を例にとっています。

・バッハのシンフォニア6番
・ショパンのエチュードOp.10-1

その他、両手の和音やアルペジオ、パッセージを例にとって

・考え方
・タッチや弾き方
・具体的な練習方法
・やってしまいがちな良くない例など、様々な演奏例

などについてお話しています。15分半です。

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