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「聴く前から高評価押しました!」の危険性と考察


こんばんは、Sairiです。


皆さんはYouTubeのコメント欄などでたまに見かける

「聴く前から高評価押しました!」

について、どうお考えでしょうか。



私は初めてこのコメントを見つけた時、率直に

「え!?何で!?」

と思ってしまいました。


何故そういう気持ちになったのか少しばかり深く考えてみたので、

共感して頂けるかは分かりませんがどうぞ最後までご覧下さい。




個人的に、”聴く前から高評価”の傾向って、

特にアイドルに多いと思うんですね。

そしてこの事態がアイドルとかでないなら尚更違和感を感じるし、

マズいことだと思います。

(*ここで一応言っておきますが私はアイドルのアンチではございません。

彼ら、彼女らや、その文化自体は全く否定しませんし、

自身もファンクラブに入会したりするほどではないにしろ、普通に好きなアイドルグループはいます。)



私が思うに、”きっと今回もいい作品だろう”という、

そのアイドルへの信頼を募らせた結果、この様な行為におよぶのでしょう。

新曲や、音楽に限らずとも新しいコンテンツに期待する気持ちは分かるし、

むしろ期待しないのは失礼ですよね。


ですが、”聴く前から高評価”というのは

音楽を聴く」のではなく「応援する

という方向に大きくシフトチェンジしてしまっている様な気がします。


この場合、その人を好きな理由というのが応援することの後付けですよね。


極端に言えば、応援できればあとは何でもいい訳です。クオリティー諸々…


これって危険なことじゃないですか?

私は好きなアーティストも嫌いなアーティストも、

聴いてから評価されるべきだと思います。

低評価については尚更。(HIPHOP→何かチャラそうで嫌だ という理由だけで大して聴いたこともないのに毛嫌いされたこともありました。)



”評価は聴いてから”を心がけて

コンテンツの消費の仕方がいい方向に向かっていけば、

音楽業界は更に豊かなものになると思います。






最後までご覧いただきありがとうございました!

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Sairi




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