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嫌だった田舎にUターン移住するってどうした私

こんにちは。町には信号機が1つだけ、猿が出没して町内放送がかかっちゃう、農地の罠にイノシシが掛かっているのが日常だった長崎県南島原市のド田舎で生まれたさいぽんです。

何もない田舎が嫌だな〜と思いながら18年間しっかりと田舎で育った後に、東京の看護学校に進むため上京しました。看護学校を無事に卒業して現在も都内で看護師をしています。

30歳で都会人歴12年目になった私が、ある日ふと「東京もういい。地元で暮らしたい。」と思い立ちました。

本当に突然にふわっと湧き起こってきた地元に帰りたい願望…。何もない田舎があんなに嫌だったのになぜなんだろう。頭でもおかしくなったんか私?

しばらく実家に帰っていなかったからなのかもしれないけど、それだけではなさそうなので、なんで急にUターン移住したくなったのか振り返ってみようと思います。

■価値観が変わってワクワクしてしまった
そういえば私が地元に住んでいた頃は隣町まで行かないとコンビニがありませんでした。コンビニに行くまで車で15分ほどかかります。

あれ、コンビニってどこにもあって便利なのが売りじゃなかったっけ?と軽く混乱するくらいです。本当ド田舎ですよ。

反対に東京は石を蹴ったらコンビニに当たるんじゃないかってくらいたくさんあります。素敵なお店や観光地も色々あって田舎者の私にとっては眩しいくらいにキラキラした街に映っていました。

なので上京してから20代前半の頃は、渋谷、原宿、新宿とお出かけするのが楽しすぎて「本当東京サイコー!マジで上京して良かった!」と遊びに行きまくっていました。

しかし、20代後半になってくると価値観が変わってくるもんですね。人混みが嫌になって緑の多い自然を求め始めたのです。郊外の温泉地へ行ってみたり、自然公園で散歩してみたり。

あんなに行っていた渋谷なんて乗り換え以外では、もう数年は足を踏み入れていません(笑)道玄坂なんて歩くと息切れしそうです(笑)

もともと田舎人の私は都会に疲れてきた頃だったのかもしれません。やっぱり生まれ育った田舎の方が肌に合ってるよって遺伝子に組み込まれていたんでしょう。気づいたらGoogle先生に「長崎県 南島原市」とカタカタしている私がいました。

Google先生は私に地元の魅力をたくさん教えてくれましたね。魅力的な温泉地がたくさんあったし、見渡せば自然は多いし海なんてすぐ行きことができます。

「何、ここ私の理想の場所じゃん。え、もしかして私の求めている場所って地元なのかも?」と地元での生活を思い描いていると心の中でワクワク感が押し寄せてきたんです。

そんなこんなで「30代は地元で新しい人生を送るぞ!」と決心している私がいました。

20代と30代ってこんなにも価値観が変わるものなんですかね。コインの裏表のようにガラッと変わっちゃうなんて不思議な感じです。

でも、子供のようにワクワクすることが久しぶりだったので、この感覚も大事にしたいと思います。

■都会にいる理由がなくなったし地元に貢献したいかも
私は看護師として9年目になります。仕事にも慣れて生活にも余裕が出たので将来のために学士取得のため大学に通学中でもあります。

一見、めちゃくちゃ意識高い系な感じがしますが全然違いますよ。無趣味で暇を持て余していたので友人と一緒に通学し始めたというだけの話です。この大学ですが、幸いなことに来年の9月に卒業の目処が見えてきました。

そうなると、私は大学を卒業後は都会に住む理由がなくなります。

また私は都内の有料老人ホームで高齢者看護に携わっています。仕事自体は好きなのですが最近は別にここで働く必要はないのかなって思うようになりました。

なぜかというと、看護師ってどこでも働ける職業だと思うので、どうせなら地元で働いて貢献した方が私の存在意義を感じられるのではないかなと考えるようになったからです。

なんだか存在意義なんていかにもかっこいい感じのワードを出しているので「今の仕事がマンネリ化しただけなんでしょ」と私の冷静な思考がツッコミを入れておきます。

確かにそれもあります。長年同じ職場で働いていると飽きてきますからね。めちゃくちゃ飽き性な性格でもありますし。ただ、そうだとして転職を考えた場合も私は地元に転職する道を選びます。

30歳になった今、私は地元に貢献したい願望が出てきているようです。

ということで、私は嫌で仕方なかった田舎にUターンすることに決めました。これから約1年かけて移住準備をしていく予定です。

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