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企業経営者さま向け こんさる的な②

こんにちは。
可愛いイラストで
著作権的には使ってよいみたいなので
使わせてもらいました。

だいぶ①から日が経ってしまいましたが・・・
じぶんの御仕事である中小企業経営者さまサポート
(世間的にいうコンサルタント)
の御仕事について、久しぶりに文章にしてみます。

①のつづきです。

経営者さまの御仕事は
大きく分けると

プロダクト(製品を作る、流通量を管理する)
マーケティング(社会に自社の商品を伝える)
セールス(必要な方に、自社の商品を提供する)
アカウンティング(以上に伴うお金の動きを管理する)
マネジメント(以上に伴う人の行動と感情を管理する)

に大別されます。
左脳的に表現した、いわゆる
科学的な経営のハナシですね。

こうした部分が、経営者さまの
脳内で、カンペキではなくても
ある程度、整理されている必要があります。

①のプロダクトについて、今日は深堀してみます。
目に見えるモノってありますよね?

たとえば、携帯電話です。

この携帯電話の機能や利便性を高めて
どうだ!素晴らしいだろ!?という
方法を、プロダクト・アウトと言います。
素晴らしいモノをリリースして、あとは
マニュアルを提供し、ユーザーが活用し
あとのフォローは、マニュアルやカスタマーセンターが
提供するようなやり方です。

・・・ただ、多くの中小企業には
そうしたやり方は馴染まないのではないか?と思います。
それは、アイフォンやアンドロイドのように
需要を喚起しなくても、勝手に売れるのは一部の巨大企業や
コモディティ、生活必需品を扱う大企業の領域だからです。
(わざわざ営業トークしているアイフォン専門のセールスマンとかって
みたこと無いですよね?すでに世界的な需要が確立しているからです)

だからこそ、中小企業の経営者は
自社のプロダクト(製品)が
壱:何に困っている人の
弐:どんなタイミングの
参:どんな悩みを解決できるのか?

を言語で説明できる必要があります。

この、壱、弐、参を
経営者自身がきっちり
言語化し、肚落ちさせ、他者
に確信をもって伝えることができると
適切な価格設定
が、できるようになります。

実は、差別化や優位性のアピールより
この、壱、弐、参がきっちりと
経営者自身の言葉で説明できるほうが
大切なのです。

大事なのは、同業他社に対する優位性ではありません。

自社のプロダクト(製品)が
壱:何に困っている人の
弐:どんなタイミングの
参:どんな悩みを解決できるのか?

を、経営者自身の中から出てきた言葉で
語られることです。

言語化するのが難しければ
お得意様や、すでに取引がある方から
「うちの会社の商品やサービスって、どうですか?」
「うちの会社の商品やサービスって、御社のどんなことに役立ってますか?」
と聞いてみるとイイですね。

こうした、相手目線から自社のプロダクトやサービスを
振り替えるやり方を、マーケット・インと言います。
周囲が求めていることに、自らを近づけていく働き方です。

ぜひ、壱~参の言語化をやってみてくださいね。
次回は、マーケティングについて書いてみます。