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お洒落なマレ地区をお散歩 2021/4/22 – 【パリ通信】a letter from Paris

*このブログは、2021年4月22日掲載のhttps://sainthonore.info/blog/2021042221575より転載しているため
note投稿日とのズレが生じています。

4月のパリ

4月に入りパリは陽射しが強くて、太陽が出ると暑く感じるくらい。
でも太陽が厚い雲に隠れると急に寒くなって急いでジャケットを羽織ることも。脱いだり着たりが本当に忙しいこの季節。
イソップ童話「北風と太陽」もこんな日に生まれたに違いないわ!

3月最後の日曜日。
今年もいつものように、夜中の2時に時計を1時間進めて夏時間にしました。家中の時計を1時間進めておかないと、うっかり仕事に遅刻なんてことも。
(気をつけないと…)夏と冬の時間切り替え制度は、欧州議会の決定で今年から廃止予定だったのに、協議が進まずそのまま。

加盟各国が夏時間か冬時間のどちらかを採用するのだけれど、そうなると隣国と時間差が出来てしまうので、どうなることやら。
夏時間になると夕方7時でも明るくて春本番といった感じです。

お洒落なマレ地区をお散歩

お洒落なマレ地区を散歩すると、至る所にLGBTのシンボル、レインボーカラーが目に留まります。

LGBTQ象徴であるレインボーの壁

ブティックのウインドーはトップスもボトムスも白。
この春のトレンドです。白の装いに時計だけを赤や緑のくっきりした色にしたら素敵だろうな。
もしくはシャンパンピンクで淡い色をあわせてもいいかも。

ショーウィンドーは目の栄養

以前、シックなモノトーンの装いのマダムが、ふと髪に手を触れた時に、腕時計と眼鏡フレームの色を揃えているのが目に留まりました。
私がそれを発見したことに気付いた彼女は、いたずらっぽく軽くウインク。
なんてチャーミングなんだろう♡

パリのキリスト復活祭

「春分の日から最初の満月の後にくる日曜日」が復活祭になるので、実は毎年日付けが違うんです。2021年の今年は4日。

カラフルな卵のカタチのチョコレート

キリスト復活祭の飾り付けをしたウインドウが多くなり、気分も華やかに!
特にチョコレート屋さんのウインドウは見ているだけでも楽しくて、店内は家族や友人に贈るチョコレート選びの人たちで賑わいでいます。

卵や鶏、兎の形は「生命」「復活」「子孫繁栄」「幸運」のシンボル。

そんな街並みを横目に、わたしは大きな兎の中に小さな卵が詰まったチョコレートを抱えて、両親の家に復活祭のランチに行きました。
今年は残念ながら家族全員は揃えないので私と姉夫婦と子供達。
いつだったか、テーブルに13人になってしまい不吉だからとママンがぬいぐるみを座らせて14人にしてました。笑

メニューは、前菜に半熟茹で卵にハーブを混ぜた柔らかいマヨネーズソース。これは昔から「復活祭に卵を食べると健康で過ごす事ができる」と言われているから。
主菜は香ばしく焼いた仔羊の肉、「神の仔羊イエス」のシンボル。
デザートは、ママンの得意でパパの大好物のムース オ ショコラ。
Très bon !- トレ・ボン!

コーヒーが終わると、いよいよ子供達お待ちかねの宝探し。
大人達がリビングやテラス、庭に隠したチョコレートを探し出すゲームです。
子供達は小さなバスケットを持ってあちこち探し、1つ見つける度に嬉しそうな笑い声が!ワインでほろ酔い気分のパパが隠し場所を忘れてしまうハプニングもあり大笑い。
私もちょっと飲み過ぎちゃったけど、明日も祭日なので、まぁいいかな。



note限定のおまけ画像
すごくすてきなブローチがディスプレイされているアンティークショップ


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