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長期視点のキャリア 10年後の会社での自分

相変わらず10年後の姿を描くことを続けている。
3つの視点で自分をとらえて考える

3つの視点とは以下の通りだ.

  • 10年後の会社での自分

  • 10年後の家族の中の自分

  • 10年後の会社でもない、家族の中でもない自分

今日は10年後の会社での自分について考えたことを書き留めておく。

10年後の会社での自分。
今後、会社でどんなキャリアを描きたいのか。
どんな役職で何をしていたいのか。

とっかかりとして、先輩の働き方を参考にすることにした。
自分は今年で38歳である。
10 年後、つまり48歳くらいの歳の人がついている役職や働き方が参考になるだろう。そこで、大体6こから10こ上の先輩がどんな働きをしてるか考えると、以下の3つに分類できそうだ。

現状維持
マネジメント職
プロフェッショナル職

それぞれのメリットについて、自分に合うか考えてみよう。

現状維持(今の自分の職位をキープ)
メリットはあまり責任の重い仕事がないこと.今の生活と変化が小さいので,仕事に関するコントロールが効くこと.
デメリットは給料が変化しないこと.昇給率は徐々に減り,今の年収で頭打ちになってしまう.同期や年下の世代がどんどん管理職に上がっていくにつれて,周りと比較して自己評価が落ちる予感もする.

マネジメント職
多くの先輩がこの道に進んでいる。すでにマネジメント職を務めているの同期もいる、王道のキャリアパスってかんじ.
メリットは多くの先人がいること.昇格がしやすいこと.給料が上がること.部下のマネジメントスキルがつく,転職時でも明確な実績になることだろう.
デメリットは多忙なところ.部下のキャリアとか、部署間の調整・・
会社の中で登っていくためにはそのときどきの会社のルールに合わせて最適化が必要.ここになんかリスクを感じてしまう.この会社で偉くなるというゲームに過学習していき,個性を失っていくかんじがする.

プロフェッショナル職
専門領域でスキルを活かして活躍する人もいる.まだまだ数は少ないけど.
メリットは専門職として自分の専門性を高め続けることができる.人間のマネジメントをすることなく,プレーヤーとして極めることができる.
デメリットは評価基準が会社都合で変わること.成果の評価基準があいまいであり,昇格の事例が少ないこと.専門性を深めることとビジネス貢献を示すことのギャップが大きいこと.

自分はどんなことを重視しているのか.
自分でできなかったことができるようになる体験によって
自分すげえを実感したい人間である

このことを鑑みると,現状維持もちがうし,会社に染まっていくのもちがうかな.プロフェッショナル職かな~と考えた.

ちょうど先日キャリアについて上司と面談する機会があった.
ここ数日考えていたため,思っていたよりもきちんと言語化ができたとおもう.
プロフェッショナル職方向で考えていることを伝え,今考えている研究アイデアについて伝えてみた.
アイデアの価値,方向性について合意が得られたので,この方向性でいこうとおもう.

研究の具体はかけないけど,
今考えている10年後の研究アイデアのあり方をきちんと言語化し,都度それに向けた会社のキャリアを考えたい.


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