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先生たちと造り上げる長和町移動教室

今年も江東区立有明西学園の8年生の皆さんが移動教室で長和町にお越しいただきました。
2018年に新設された有明西学園の校舎には、長野県産カラマツの構造材が多く使われており、当社がその製造を担ったことが縁で、交流が始まりました。コロナ禍で実施ができなかったり、規模を縮小したり、内容を変更したりなど、様々ありましたが、継続的に移動教室は開催されています。

江東区立有明西学園の校舎

この実施に当たっては、
3月に先生たちが事前に当社までお越しいただき、話をする内容、時間割等の打ち合わせをし、当日のカリキュラムを作成
4月に森林と環境について、当社の事業内容についてのオンライン授業の実施
5月に移動教室の開催

それ以外にも事前学習をしていただいたそうで、移動教室は『木は建物以外にどういったものに使えるのか』、『丸太から剥いた皮はどう使うのか』、『輸出しているのか』、『どこから木を調達しているのか』等々、たくさん質問をいただきました。

当社が直接かかわるのは移動教室の半日。この3ヶ月先生たちと色々とやり取りをさせていただきました。この半日をどのようにすれば学習効果を高められるか、先生たちの熱心さに頭が下がります。今回の移動教室を踏まえてまた次回は変更する点も出てくるのだと思います。

カラマツの苗

1日目は植林作業を経験していただきました。13、14歳の皆さんが植林したカラマツは利用できる大きさに成長するのは、その次の世代です。

生徒の皆さんに少しでも日本の森林や環境に関心を持っていただける機会になったのであれば、当社にとってとても嬉しいことです。先生たちとこの移動教室がより良いものになっていくよう、造り上げていきたいと思います。

技術でつなぐ木のみらい 齋藤木材工業株式会社 :https://saito-mokuzai.co.jp/
森を循環させるウェブメディア 森の中 :https://mori-naka.jp/

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