見出し画像

地域の企業が集まって地域の森林を支える仕組み

長野県の上田市周辺は、上小(じょうしょう)地域と言われています。この地域にある市町村林、財産区林等は、SGEC(エスジェック)という国際的な森林認証を得ています。面積は9,443haと広大です。

この森林で行政の林務担当者、森林組合の方々が様々な調査研究を30年かけておこなうプロジェクトが始動しました。実験をしてもその最終的な結果がでてくるのが、60年、70年後という林業の世界では、データがないもの、わかっていないこと等が多く存在しますので、このプロジェクトは将来世代に有益なものになると期待されています。

調査研究の内容は、森林資源の活用をビジネスにつなげたい企業にとっても実験のフィールドを提供する等、幅広い枠組みになっています。

この調査研究は、民間企業が資金を提供する仕組みになっており、その名称は、にぎやかな森プロジェクトと言います。詳細は、長野県のHPを参照ください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/josho/josho-rimmu/documents/projectchirashi.pdf

上小地域の森林に、多くの生き物が生息し、多くの人が森林に関わっていただけるような願いを込めて、にぎやかな森プロジェクトという名前が付けられました。

当社も、このにぎやかな森プロジェクトに支援企業として参加させていただいており、協定式も2022年1月に開催いただきました。

このにぎやかな森プロジェクトに参加している上小地域の企業で植樹をおこないました。当社も木を使わせていただいている企業として、植樹に参加させていただきました。

カラマツはこの時期が植樹の季節です。当社が使用するカラマツ丸太の数量に比べたら、植樹したのはごくわずかですが、企業としてもこういった取り組みは積極的に行いたいと思います。

にぎやかな森プロジェクトへの参加企業は随時募集していますので、ご興味のある企業、団体は事務局にお問い合わせください。

技術でつなぐ木のみらい 齋藤木材工業株式会社 :https://saito-mokuzai.co.jp/
森を循環させるウェブメディア 森の中 :https://mori-naka.jp/


この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?