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誰にボードゲームジャムに参加して欲しいか?

こんばんは。

今回は、ボードゲームジャムの当日にどんな人に

参加してもらいたいかを書いていきます。

何度か前のnoteでは、

「誰に」や「なんのために」ということが、

自分の中でまだまだ絞りきれておらず、

本当にいろいろな人に参加してもらいたいという想いから、

間口を広げて「どなたでも」ということを書きました。

けれど、本当の本当に自分がしたいこと、

そこに向き合って書いてみようと思います。


「ボードゲームジャム」をする目的

前回のnoteで書きましたが、

僕がボードゲームジャムをしようと思っている理由は、

「子どもたちに「ゲームってすごい!(楽しいけど楽しいだけじゃない)」

「ゲーム作るのって楽しい」を伝えたい。

だけど場がない、だから場を作りたい」

でした。

そう、大事なのは「子どもたち」という対象が入っていることなのです。


こんな「子どもたち」に参加して欲しい

前回のnoteで書いたように、

僕自身も小さな子どもの頃、ゲームの魅力に取り憑かれ、

「ゲームを作りたい」と思いました。

ですが、その当時はどうすればよいか、

授業のノートに書いてみたりもしてみたけれど、

その先どうしたらいいかわからなかった。

そんなとき、身近にボードゲームジャムみたいなイベントがあったら、

行ってみたかった。

行ってみて、自分のアイデアを試してみたかったなぁと。

大げさに言っちゃうと子どもの自分を救う試みでもあるのです。


これは仮説ですが、

ゲームをプレイして楽しんでいる子どもたちはたくさんいます。

そして、その中に僕と同じように

「ゲームを作りたい」と思っている子どもたちがいるはずです。

「ゲーム」にはデジタルゲームもアナログゲームも含みます。

プログラミングが身近かつ、

これだけフィーチャーされる現在、

デジタルゲームを作る楽しさを見出した子どもたちの中には、

自分でScratchを自在に扱ってゲームを作る子どももいます。

とはいえ、

「ゲームを作ってみたい」

「でも、なにからしていいかわからない」

「どうやればいいかわからない」

とくすぶっている子どもたちも一定数いるのではないかと。


だから、デジタルにしろアナログにしろ、

ゲームを作りたいけれどどうしたらいいかわからないで

くすぶっている、そんな子どもたちに参加してもらいたいと思います。

あとは、ボードゲームを普段親子で楽しんでいて、

ボードゲームを作ることに興味を持った子どもたちにも

参加してもらいたいです。

そういった子どもたちには、

「ゲームはプレイするだけではなくて、作ることも楽しい」

と感じてもらえればと思います。


「子どもたち」と一緒に親御さんも

「ボードゲームを作る」ということは、

ルールによってプレイする人にとって意味ある体験を作っていくことです。

ゲームをプレイすると、

そのゲームをデザインした人がどういう意図でもって、

ルールを設計したかが透けて見えることがあり、

ゲームのプレイ体験そのものからだけではなくて、

そういったことにも感動することってありますよね?

子どもたちがゲームをプレイして「楽しい」と思う時、

それをどうやってデザイナーがルールによって実現しているか、

ということを考えることは、ゲームを作ることに限らず、

「人にとって価値のあるものを考える視点」を

獲得することに繋がっていくものと考えられます。

ボードゲームを親子で楽しんでいて、

そのルールに感動したことがある人、

子どもたちと一緒にそれを「作る」という側に回りませんか?

「作る」ということを通して見えてくるものがきっとありますし、

子どもたちと新しいコミュニケーションになるかもしれません。


「ボードゲームを作る楽しさ」を知っている人たち

ボードゲームジャムに参加して欲しい、

もう1つのセクションの人が、

すでに「ボードゲームを作る楽しさ」を知っている人たちです。

自分も今、「ゲームを作る」ことをしているのですが、

すごく楽しいです!

「パラメータの調整がうまくいかない」

「ルールが煩雑すぎる」

「テストプレイであまりいい評価もらえなかった」

ゲームを作っているといろいろあります。

嬉しいことばかりでもないです。

とはいえ、ゲームマーケットの出展者層の増加を見るに、

「ゲームを作る楽しさを知っている人」は、

どんどん増えているように思います。


普段から自分の好きなボードゲーム作っているんだから、

わざわざ即興でゲーム作るようなイベントにいかなくとも、

とは言わず、

即興だからこそ、アドホックなチームだからこそ、

生まれるかもしれない斬新なアイデアや体験を

一緒に楽しみませんか?

そして、それをまだ「ゲームを作ること」を楽しい、

と知らない人たちに伝えてくれませんか?


普段自分が作っているやり方と違うやり方に出会ったり、

違う視点からアイデアを閃く体験ができるかもしれません。


誰がためのボードゲームジャム

最後に、このnoteの内容をまとめます。

僕は、今回のボードゲームジャムには

次のような人たちに参加してもらいたいと思っています。

「ゲームを作りたい」と思っている子どもたち

ゲームを楽しんでいるけれど、

まだ「ゲームを作る」楽しさを知らない子どもたち

ゲームを子どもと一緒に楽しんでいる親御さん

「ゲームを作る」楽しさを知っているデザイナーのみなさま


このnoteを読んで、自分はあてはまるなと思った人、

ぜひ参加してください!


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