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BE@RBRICK×中国10都市コラボプロジェクト―――都市と生み出すポップIP

先日、生まれて初めて中国「成都」に行ってきました。
三国志に出てくる蜀の都という歴史を持ち、現在人口1,700万、四川省の省都にしてパンダの故郷。
歴史も規模も桁違いなこの都市とのコラボ「BE@RBRICK」を皮切りに、今後5年間で中国10都市とそれぞれコラボBE@RBRICKを生み出していくポップカルチャープロジェクト
そのスタートセレモニーの立ち会ってきました。

中国最大の旅行サイト「Ctrip」×「メディコム・トイ」の日中コラボ

今回のプロジェクトメンバーは中国最大の旅行サイト「Ctrip」を展開するグローバル企業「Trip.com」
彼らと、中国各都市の歴史と今をテーマにさまざまな「都市コラボBE@RBRICK」を生み出していきます。
成都の次はどこなのか?はまだ言えませんが、日本で馴染みのある都市も続々。
デザインもかなり多彩になりますので、かなり楽しみです。
こちらは、単に「BE@RBRICK」をリリースするだけではなく、それを活用した展示イベントや商品展開、期間限定ホテルルームコラボも!
ちなみに、成都でのホテルルームコラボは「W成都」。
素敵なお部屋です。
さて、肝心な成都のテーマは、「パンダ」「麻雀」「笹」
これらをミックスした、とても素敵な「BE@RBRICK」が出来上がりました。
あと9都市展開できるのが楽しみです。

7メートルの「BE@RBRICK」も出現!
今回、「Trip.com」の気合いはかなりのもので、セレモニーは成都の中心地にある若者向けの「トレンドショップセンター」。
特別展示イベント形式で行われ、建物の入り口には7メートルの「BE@RBRICK」がドーン!と展示され、フロアはDJプレイ付きでクラブラウンジのような雰囲気。

建物の入り口には7メートルの「BE@RBRICK」
「パンダ」「麻雀」「笹」をミックスした「BE@RBRICK」

日本でサブカルチャーと言われるものが、グローバルではメジャーなポップカルチャーとして捉えられていることを強く感じる内容でした。
会場には、中国のインフルエンサー「KOL(「Key Opinion Leader」の略、中国の消費者の購買意志決定に強い影響力を持つ、専門性を持ったインフルエンサー)」の有名人が多数招待され、メディコム・トイの赤司代表と写真やショート動画を撮りまくっていました。
この日のセレモニーのSNSでの波及規模、一体どれくらいなのか想像もつきません!

IPを生み出すプラットフォームIP「BE@RBRICK」

今回のコラボは、世界中で5,000万個以上を販売する「BE@RBRICK」というグローバルメジャーIPの存在があってこそなのですが、この「BE@RBRICK」が通常のアニメや漫画と違うところは、「IPが新たなIPを生み出すプラットフォーム」であるということ。
つまり、キャンバスである「BE@RBRICK」に新たなデザインを描くと新たなIPが誕生するわけです。
そうやって生まれた新IPがビジネスのコアとなり、それを活用したマーチャンダイジング(ここからが通常のライツビジネス)が展開される―――
だからこそ、さまざまなコラボレーションが可能になるわけです。
日本が生み出した、IPを生み出すプラットフォームIP「BE@RBRICK」によって、都市が変われば文化も変わる中国の各都市と多彩なコラボをしていく―――
新たなIPビジネススキーム作りの挑戦、今後をお楽しみに!

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