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田原俊彦デビュー45周年、今年も全国ツアースタート!

7月20日、今年も田原俊彦さんの全国ツアーがスタートしました。
奇跡の63歳アイドル、永遠のトシちゃん、2時間超歌いっ放し・踊りっ放し。
北は北海道、南は鹿児島まで全国20公演のホールツアーです。
初日の会場は、埼玉県和光市民文化センター「サンアゼリア大ホール」。
ソールドアウト満員です。
名実ともに⁉︎暑い・熱いコンサートでした。
昨年の初日は、宮崎県日向市だったのですが、こちらも死ぬほど暑かった。
ただ、「宮崎だからな」という心のエクスキューズ?を自分勝手に持てたのですが、今年はそれを上回る暑さ@和光市。
昨年は久しぶりの声出し解禁ツアー(私、お手伝いを始めてまだ3年目なので昨年が声出し環境初体験)で、その歓声が凄かったですが、今年はさらに熱い!
環境も内面もハイブリッドで熱気ムンムン!でした。

毎年ゼロから創られる「The Entertainment Show」

これから観られる方もいらっしゃいますし、ぜひ観て感じていただきたいので詳細は言いませんが、今年のステージもめちゃかっこいいです。
そして、昨年とは全然世界観が違います。
これはあくまで私の感じたことですが、あえてキーワードを一言だけ言うと「大人オシャレなトシちゃん」
80年代90年代に夜遊びをした人には、あの頃の雰囲気が心に甦るんじゃないかな、と思います。
ヒット曲があれあほどあると、ある意味、それを並べておくだけでも素敵なステージになると思うのですが、そういう姿勢が一切無い。
とにかく毎年ゼロベースでエンターテイメントショーを創り上げていく。
そう、ライブでもコンサートでもなく「The Entertainment Show」。
ミュージカルとかではなく、1人のシンガーのステージとして、これを創り続けて、それがショービジネスとしても成立・成功・継続できている人って他にいないのでは?と正直思います。

続けているから新しくいられる

今年のツアーのタイトルにもありますが「愛だけがあればいい」。
こちら今年の6月にリリースした80作目のシングル。
とにかく、デビュー以来毎年新曲を出しているのです。
ヒット曲をたくさん抱える方が、何かしらの企画でヒット曲を活用した音源を節目節目に出すというのは良くありますが、新曲を出し続けるって凄いことです。
しかも、63歳の新曲、オリコン11位(デイリーではトップ10にも)ですから。

前述のステージの内容ともリンクしますが、続けているからこそ新しいことができるのだな、と。
新曲を出すとなれば、そのコンセプト作りにおいて、その時代の今を考えますし、そこから生まれた新曲はその年のステージのコンセプトに密接に関わってくるわけです。
続けているから新しいことが生まれるし、新しいことが生まれるから続けられる
流れとして説明したら、シンプルなことだと思いますが、それを45年実施してきたというのは、もう、他の追随を許しませんね。
だって、60歳過ぎてから始めようと思ってもできないし、20歳からそうするぞ!と思ってもその結果が出るのが40年後ですから。

この姿勢、1人のクリエイターの端くれとして、とても深く勉強になります。


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