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ジャケ買いのリアスバイシャス春の旬

なにげに五七五を踏んでいた(笑)

今週は特に仕事が忙しくて、書き物をする時間が取れずじまい。さて土曜日だし何か書こうと思いきや、土砂降りの低気圧でぼんやりしているのか、雨でもお構いなしの花粉のせいか、だらだらと過ごしてしまった。今日は飲む予定にしていないけれど、先週末の1本を。

タイトル画面のエチケット(ラベル)、可愛くないですか?これはコストコで見つけて思わず可愛くて手に取ってしまった。スペイン北西部、大西洋の沿岸地域、リアスバイシャスという産地で造られる白ワイン。「リアス」は「リアス式海岸」のそれ、つまり入り江。深く複雑に入り組んだ海岸線がスペインの地図を見ても特徴的で、「ああ、ここね」とわかる。日本ではそれほど頻繁に名前を聞かない「アルバリーニョ」という白ブドウから造られたこちらのワイン、おそらくスペインワインでは一番好きかも。

海にほど近いブドウ畑で栽培された果実で造られたワインは、どことなく塩を感じる味わいと言われており「海のワイン」とも称される。魚介類との相性が良く、ラベルデザインには貝や海老などの海の幸が描かれることも多い。そのため今回購入したものがワインの特徴からは想像できない可愛らしいデザインだったのもあって、いわゆる「ジャケ買い」をした。

つい料理の写真を撮り忘れて飲み始めてしまうのをそろそろやめたい。

まずは魚介類に合わせるのが前提で買い出しに出る。この日は春の旬「ホタルイカ」が目に付いた。菜の花も買ってあるから合わせてみよう。ということでホタルイカと菜の花の和え物。二品目はブリの刺身をごま油と塩で(ネットで見かけて美味しいと絶賛されていたのでやってみようと。確かに美味しかった)。そして栃尾あぶらげを焼いて刻んだ九条ネギを散らしてポン酢と。以上。いい歳なので〆のご飯ものは要らなくなってきた今日この頃。

そして乾杯。今週もおつかれさまでした!今年ワインエキスパート試験に挑戦する夫と、まずはテイスティング。香りは柑橘がほのかに。どちらかというと青リンゴに近い。少しフローラルな香りもある?味わいはフレッシュな酸味があるけれどコクもそれなりにある。塩っぽさはわからなかった。1杯目を空けるまではお勉強タイムになっている最近の我が家。私も勉強し直さなければ。

旬のホタルイカとの相性が特に良かった。エビやイカのマリネの方が良かったかも知れないけれど、その時食べたいものを選ぶのがまず大事なんだと思う。実はその前日にもう1本リアスバイシャスを買っていたので(こちらは前に飲んで美味しかったものをリピート買い)少し暑い時期になってからマリネや冷製パスタに合わせてみようと思っている。セビーチェもいいなぁ。

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