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ブロック練習が楽しくなるには? @JSVR29回大会オンコートレクチャー

~初心者からトップカテゴリーまで、ブロック動作習得とトータルディフェンスの鍵~

大会プログラム http://jsvr.org/archives/001/202403/65f443d3656f9.pdf

バレーボール学会第29回大会@明治学院大学 2024.3.18~19
オンコートレクチャー講習内容について、少し詳しくお知らせいたします。


現代バレーで求められている【リードブロック】のために必要な動作【スイングブロック】と【スプリットステップ】について、その必要性と習得の鍵を解説します。

ブロックは、プレーの成功失敗が分かりにくく、上達が見えにくいという特徴がありますが、「できるべきこと」が分かると「できるようになる喜び」が感じられるようになります。ブロックの【動作原理】に従って「できるべきこと」を整理することで、「今何ができれば成功なのか」を考えられるようになります。さらに、【ディガーからのフィードバック】も「ブロックの成否」を知るために重要です。

また、トップレベルで取り組むべきことは初心者レベルでも取り組めることも、理解していただけると思います。

お伝えしたいこと

① ブロック面の位置への 到達時間短縮 と 高さ を得る方法
② 空中姿勢:位置・高さ・タイミング以外の要素
③ トータルディフェンスおよび相手との勝負
④ どの課題も初心者から身長が低くても取り組める
⑤ 目の前のプレイヤーが今つかめると良さそうなことを考える

実技+動画プログラム

① どのくらい間に合うのか?:まずはやってみよう
② 全力助走・全力ジャンプ・空中移動
③ スイングブロックでスパイクをブロック+ディガーからのフィードバック
動画① 普通の女子中学生も同じ課題に取り組める
 ・触れなかった理由を考える
 ・「ステップを合わせる」こともできる「逆足ステップ」も全員ができる
 ・「スパイクジャンプ」の導入として「スイングブロック」から入る
 ・低い選手も触れることがある=練習になっている
④ 空中姿勢を身体で覚える
⑤ 空中移動しても、胸から上は真っ直ぐ:スイングブロックから空中で正対
⑥ スプレッドシフトから空中合体で2枚揃える
⑦ バンチシフトで2枚揃える:スタートを合わせよう
⑧ ブロック反応:ハンドサインに合わせて3ヶ所に跳ぶ
⑨ SSGの工夫:相手を見て・判断して・選択

参考サイト

「ONES」noteマガジン「ブロック」
セイエド・ムサビ選手のブロック
ぬのTのバレーボール技術論 動作から見た「ブロックシステム構築」への道

この内容を、ご自分のチームで、目の前のプレイヤーに合わせて、やってみたくはありませんか?
どこへでも、よろこんで伺います!

▶︎布村忠弘のプロフィール

バレーボールに関する記事を執筆しています。バレーボーラーにとって有益な情報を提供することをコンセプトにしています。