【春の養生】新生活を軽やかに過ごすヒント!
こんにちは!
養生ダイエットコンサルタント講座1期生のSaikaです。
桜の開花シーズンを迎え、いよいよ春本番ですね🌸
年度が替わり、進級、進学、新しい職場など環境の変化が多い4月。
寒暖差も相まり、気持ちがワクワクする一方で、心身に不調を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、この季節にピッタリな、養生のポイントをお話します♪
春こそ「肝」をいたわろう!
東洋医学では、春は「肝」の季節。
「肝」は「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」のうちの一つで、自律神経と血液量のコントロール、解毒をする役割があります。
自然界の「木」のように、のびのび外に向かって気持ちが発散し、大地にしっかり根を下ろして、枝の先まで養分を届けているイメージです🌳
「肝」が疲れてしまうと、気持ちが発散できず、イライラしたり、落ち込むなど情緒が不安定になってしまいます。
また「肝」に関連する「目」に影響が出れば、目の充血や眼精疲労に、「筋」や「爪」影響が出れば、筋の引きつりやしびれ、爪が割れやすいなどの不調も起こりやすくなります。
もし、このような症状がある場合は、「肝」の「いたわってほしいサイン」かも知れません。
春の食養生
「肝」を養う食べ物には、三つ葉、セロリ、ほうれん草などの葉野菜があります。
他にも旬の野菜を上手に取り入れていくのが、栄養的にも経済的にも👍
レモンなどの「酸味」を少量とるのも有効です!
飲み物では、ドクダミ茶やハブ茶がおすすめ。イライラ気味の方はドクダミ茶、便秘気味の方はハブ茶、激推しです!!
注意すべきは肉や油、アルコールの摂り過ぎ。
「肝」の働きを弱めてしまいます。
とはいえ、歓迎会などの多いこの時期、やむを得ない場合もありますよね💦
「肝」をオーバーヒートさせないために、「週2日ベジタリアン」(週に2日連続で、肉・魚・乳製品を控える)や「12時間断食」で対策すれば安心ですよ✨
「12時間断食」についてはこちらに詳しく⏬
肝を癒す生活習慣
夜、早く寝よう!と思っていたのに、ついついスマホを見ていて、睡眠不足になってしまう、って事ありませんか?
養生を知る前の私は、しょっちゅうでした😅
でもこれ、春は特に避けたい!
夜中の1時から3時は、「肝の時間」。
成長ホルモンの働きで「肝」が最も活動的になるこの時間を逃すと、癒すチャンスを奪ってしまうことに。
「肝の時間」を含め、7時間以上の睡眠が取れれば、肝は自己修復できるんです!
肝をしっかり休ませて上げるために、大切になってくるのが入浴!
シャワーだけで済ませず、湯船に浸かりましょう🛁
入浴すると、リラックスするとともに眠気を促してくれるだけでなく、「温熱効果」で筋肉がほぐれるし、老廃物の代謝が活性化するしと良い事尽くめです!
以前は入浴を面倒がっていた私ですが、好きな香りのエプソムソルトを入れたり、お風呂場で音楽を聴いたりしているうちに、もはや湯船に入らないと嫌になりました🤭
それから、寝る前にスマホを見るなど目を凝視することをやめて、マッサージするようにしたら、断然眠りの質が変わってきましたよ💤
肝臓ケアについてはこちらの動画がおすすめ⏬
春は「肝」をいつも以上にケアして、笑顔で新生活をスタート出来るといいですね☺️
Saikaのひとりごと
養生について書かれた古来の書物、「黄帝内経(こうていだいけい)」や「養生訓」を読んでみると、どちらにも、季節の移ろいによって心身が変化することが記されていました。
春になると人がイライラしたり、体に重だるさを感じるのは、遥か彼方の昔も、現代も同じなんだなー、としみじみ。
個人的に、この春から生活環境が大きく変わったのですが、
意識的に深呼吸をしてみる(リラックス効果)、
目が疲れたら、手のひらで30秒温める(目を癒す)、
ハブ茶をちょこちょこ飲む(肝臓を養う)、
といった手軽にできる養生を取り入れつつ、多少の不調は「春だから仕方ないよね」と気楽に、軽やかに過ごしたいと思います😃
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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