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パスポート

こんにちは。


我が娘。
来年のアメリカ留学に備え、英会話の先生から勧められたこともあり、今夏、カナダのトロントに短期留学することになりました。


円安の、世界情勢がこんな中。
めがねと私の老後はどうなるのでしょうか…
可能であるなら、屋根のついた終の住処を持ったままでありたいと願うばかりです。


平日は学校もあるので、パスポートの申請は日曜でも可能なパスポートセンターですることに。
今日、申請に必要な証明写真を撮ってから行くことにしました。


証明写真機で撮ることも考えたのですが、娘のことです。
「え。気に入らんのやけど」
「え。顔デカすぎるんやけど」
「え」
エンドレスになることが目に見えています。


ならば最初から写真館で撮ってもらう方が手っ取り早いと判断した私。


仕上がった写真を見て
娘「え。顔デカない?」


「ほな、リアルに顔デカいんちゃうか?」
そんな言葉は花のJKに発することはできません。


「そんなもん、パスポートの写真なんか誰見んねん。5年だけやろ(現17歳なのでね)」と言い、パスポートセンターに向かう私たち。


しかしそこで私の天使の部分がこう囁きます。
天使「乙女の5年て長いで」


気づくと証明写真機の前に立っていました。
案の定
「枠からはみ出たし!」
「顔デカっっ!」
「目ちっちゃ!」
中から漏れ聞こえてくる娘の独り言…


5回目ぐらいにお気に召した写真が完成したのか、写真機から出てきました。


そしてパスポートセンターへ。
事前にネットで申請書を作成しておける昨今。
とても便利ですね。
現地でもたもたするのが嫌いな私。
もちろん事前に入力したものをプリントアウトして持参しました。


センターではそれを隈なくチェックして頂き、あとは証明写真を貼ってもらうだけ。
「カラコンじゃないですよね」
そんなん当たり前やん!


「カラコンです」


申請書から証明写真を剥ぎ取られました。
「あちらに写真機ありますので、再度お願いします」


写真機に入り、カラコンを外し、壁に貼り付けて再度写真撮影をする娘。
「眼鏡も持ってきてないんかよ」
かなりのイラ立ちを覚えましたが、外出先で暴言を吐くことはしないのが大人です。


結果、パスポートセンターで撮った写真が1番いい仕上がり。
証明写真に要した金額合計3300円。
アホか。


受付に戻り
「お手間とらせて申し訳ないです」と頭を下げ、写真を渡し、無事受領してもらえました。
思わぬアクシデントに、スマートな申請をするつもりがモタモタ申請になりました。


その後、近くをウロウロしていた私たち。
そこへ電話着信が。
「パスポートセンターです。申し訳ありません。一箇所見落としがありまして、戻ってもらえますか?」


お前もかよ・・・


色々ありましたが、娘のパスポートは完成を待つばかりです。
ちなみに今日撮り溜めた証明写真の数々は、親友に友情の証として進呈するようです。


いらんやろ。


今日もお読み頂きありがとうございました。

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