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ナラティブセラピー楽しい。

 
 今日は派遣サービスでの危険行為についての文句をブツブツと書いていたが全く完成しないので明日の私に期待することにする。
原稿はほぼ終わったから良しとしよう。
頑張れ明日の私。頼むぞ。

 
 先月まで週4、5で働いていた昼の仕事(風俗癖でつい昼の仕事と言ってしまうが、別に夜の仕事はしていない)を週2日のアルバイトに変えてもらった。

 椅子に座ればなんとなく仕事はできるのだけれど、仕事場まで歩いて行くことが難しくなってしまったからだ。
徒歩10分の道のりで息が切れるし、腫瘍が神経に当たっている肩が死ぬほど痛い。

 「季節柄もあるからね、しばらくは自分のペースでいいよ」「文章かいてるんでしょ?気分転換にカフェみたいな感覚で来てもいいからね」と社長が言ってくれたので、めちゃくちゃに気が楽になった。ありがたいことだ。

 ちなみに前の会社では「子宮がなくなったら男と一緒だから男と同じ扱いにする」と意味不明な事を言われたので人柄、という感じである。
呪いパワーが強いので根に持っている。
私の適職診断は呪術師だ。

 呪い出すと止まらなくなり精神によろしくない。
呪いよくない。話を変えよう。

 

 先日から痛み止めのオキシコドンを少し増やしたので、痛みのコントロールがいい感じである。
それと、不安に対する対策として、がん研究センターの精神科でナラティブアプローチをはじめた。

 今までの自分の大切にしていたことや、病気になって変わったことなど、課題に沿って毎週自分で書いて持っていく。楽しい。宿題をやっている気分だ。

以下は引用である。

ナラティブセラピーは、社会構造主義の考え方に基づいて登場した心理療法・精神療法です。

社会構造主義では、「現実は社会的に構成され、言語は世界をつくる。」と考えます。(中略)
ナラティブセラピーでは、クライエントの問題は、クライエント自身が作り上げたストーリーの結果であって、ストーリーの筋に沿わない認知・情緒・行動を否定・否認・歪曲することで起こっていると考えます。

そのため、治療者とクライエントが対話を繰り返し、クライエントに自分のストーリーを詳しく語らせることで、クライエントを支配しているストーリーを新たな物語に編集しなおすことを目指します。


 不安解決のために自分で自分の価値観を"物語って"、編集し直しましょうね、ということらしい。
つまり担当医は医師というより編集者である
連載の原稿なども合わせたら私は今過去最高に編集されまくっている。
呪いパワーのせいでひとりでいるとどうしてもどんどん暗くなってしまう。このブツブツ文章が良い例だ。編集マジ大事。

 編集されることは整理されるということだ。ナラティブアプローチでは、自分の抱えている不安を言葉にして、整理してもらえる。もらえる、ではないか、一緒に整理をするのだ。
人が全部整理したら大事な物の場所がわからなくなってしまうかもしれない。

 完全に余談だが、私の母親は超絶過保護なので私の部屋をめちゃくちゃ片付ける。素晴らしく整理整頓されるけれど、いつも、何かがなくなる。そして必要なものの場所がわからなくなる。

 ナラティブアプローチは、もちろんがん患者以外にも行われているので、文章を書くのが好きな人はぜひ一度体験してみてほしい。 


眠くなってきたので、今日はナラティブアプローチめっちゃ良いよという話で終わりです。

せりな。

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