時計の契約:第5章21時
21時:過去と未来を繋ぐ
「ちょっとまって、君!!僕たち怪しくないからー」と怪しさ満点で追いかけるが、体力がかなり消耗されているので二人ともフラフラだった。その先には深い森が見える。その奥に少女が入っていったので追い抱える。その時、悪魔たちが俺たちに忠告をした。
「ここからは危険だ。」その言葉にほっとする俺がいた。ゼー、ハー、と息が整わないでいると、遙が口を開いた。
「なんで追いかけたんだっけ」その言葉で俺たちは笑ってしまった。確かに、あの本が探している本だという保証は一ミ