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ベトナムのカケラたち 2023年12月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが… もっと読む
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#仕事のコツ

時間がゆっくり流れる大晦日。

◾️大晦日の私の気分。 ・ベトナムでも日本にいたときでも年末、特に大晦日が近づく程、私は気持ちが穏やかになっていく事に気付かされる。 ・それは、「ようやく仕事も終え何とか今年も無事に大晦日、新年を迎えられそうだ」と言う安堵感からくるものである。 ◾️年末年始の咳き込み。 ・社会人になってからほぼ毎年のように、年末年始を迎えるこの時期になると、少しだけ咳き込む日々が続くのだが、年明け仕事に戻り普段の日常が訪れる頃体調は万全になっている。 ・仕事や日常で気を張っている事が多いの

少年の心よ永遠なれ。

◾️夢を追いかける。 ・少年時代、物心ついた時から私は兄貴の背中を追いかけて、彼と同じスポーツ少年団に入った。 ・そのスポーツにのめり込み、この世界でプロとして生きていくんだ、と学生時代を過ぎても夢を追いかけた。 ・身をもって経験し感じた事、それは巡り合う人々、環境そして努力次第で誰でもある程度のレベルまでは到達出来る、という事だった。 ◾️努力では超えられない事もある。 ・しかしそこから先の世界は努力だけではどうにも出来ないセンスというものが必要という事を身を以て知った。

OKY=お前が、来て、やってみろ。

■2023年日系企業の業績。 ・最近のベトナムNEWS(2023年12月13日付)、「『JETRO(日本貿易振興機構)』発表、2023年在ベトナム日系企業54.35%が利益を出し(コロナ禍前2019年65%超え)、2024年50.4%業績改善と予想」。 ・同調査は「ベトナムの日系企業2122社を対象に行われ、有効回答は849社(製造407社、非製造442社)であった」。この中で企業の21.2%は事業状況を「均衡」、24.4%は「赤字」とした。 ・2023年の営業利益見込みは3

代名詞で会話が成立する国。

■OECDの調査。 ・最近のベトナムNEWS(2023年12月8日付)、「経済協力開発機構(OECD)は世界81ヵ国・地域の生徒学習到達度、VN/日本は科学的リテラシー35位/2位、読解力34位/3位、数学的リテラシー31位/5位」と発表した。 ・本調査は義務教育終了段階15歳の生徒69万人を対象にし2022年に実施。 ■ベトナムの読解力は世界ランク34位、日本3位、 ・同調査は、「生徒が持つ知識や技能、実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できるかを評価するもので

幸せのカタチ。

■来年9月は4連休となるか。 ・最近のベトナムNEWS(2023年12月4日付)、「ベトナム労働総連盟は、子どもを持つ労働者の希望を反映、建国記念日(2024年9月2日)に伴う連休延長を提案」。 ・「子どもを持つ労働者の希望を反映」、「周辺国より休日数少ない」等の理由から、ベトナム労働総連盟ヒエウ副会長は『第13回ベトナム労働組合会議』で「建国記念日に伴う連休延長」を提案した。 ■子どもを思い涙ながら訴える。 ・来年9月2日(月)の建国記念日は、休暇を2日間延長し9月2日(

自分の命と引換えるレース。

■ベトナムでの自殺者は年間4万人。 ・最近のベトナムNEWS(2023年12月1日付)、「うつ病は世界で年間147.7兆円の生産性と120億日の労働日数の損失、ベトナムでは4万人が自殺」。 ・11月30日にホーチミン市でベルギー・ルクセンブルク商工会議所とベルギー大使館は、「『国際基準の応用からベトナムでの実践へ』会議で労働者の精神健康ケアについての議論が行われた」。 ■1400万人が精神疾患を患う。 ・世界保健機関(WHO)ベトナム事務所のデータより、「ベトナム人口の最大