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さかなは 太陽をしらなかった 水の中には色そのものが 形を変え揺れていた 色の降ってくる空…
幸せは 自分を好きになれること そして 自分を好きになってくれる人に出会えること たとえ …
人間がその欲望の無際限性と拡大可能性とによってほかの全ての動物にまさっているとしても、他…
ひとりの詩人にとって、もっとも重要なのは、彼自身の原型となり得る詩を、いかなる時と場所に…
守(mam)の中動態のなかに母は宿っている。
境界は真下に深化してゆけば無数の他者と交差し、名も知らぬ誰かの足裏にたどり着く 境界は真…
たくさんの声部が重なり、ひとつの事象が発生する 高い声部をうたうものは一位ではない 低い声部をうたうものは最下位ではない 競技は分裂をうむが 音楽は結合する ひとつの出来事がそこにはあるはずだが 聞こえてくるのは 抱き合うことのない歓声と嘆き 祝祭はポリフォニー
空白が沈黙に置き換えられ その中身がカウントされるのなら僕は小説家になれるだろう。 言い…
モダニズムが反古典主義なら それは古典主義を超えられない。 正も反も同じ「点」に立ってい…
安全だが 間違った水がある 正しいんだという 安心できない言葉がある
形而上学入門という ハイデガーの著書の最後にたしか 問うことができるということはは待つこ…
こどもは小さな時よく泣いていた。静まりかえった夜、窓の外のどこか遠いところから子供の泣…
こどもの頃はよくころんだ。渡し舟がある川の近くの岩場ではよくひざを怪我した。ころばなくな…
階段、棚という文明を 四つ足の非文明が傾斜にもどし 段差という非文化を 車輪という文化がスロープに変える