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春まき夏野菜のスベリヒユ・リビングマルチ法の有効性はどの程度か?
日本の畑地雑草は、秋に発芽し冬越しする春雑草と、春に発芽する夏雑草に大別されるとの事です。
春雑草が、絶対に春に発芽して夏に茂らないかと言うとそういうことはありませんし、夏雑草でも真夏に発芽してくるものもあります。
ですから、上記の二分法はとても大雑把な区別だと思います。
ただ、夏雑草のたぐいは、確かにある程度、気温が高くならないと発芽してきません。
ですから、春から初夏にかけては「春雑草」の天下だと言ってよいと思います。
この春雑草ですが、これまた大雑把な言い方ですが、畝間などに生えていてもあまり問題はありません。
4-5月にはびこっているように見える春雑草は、6月頃になると枯れてきます。
6月になって枯れても、当面の間は、枯れた春雑草が地面を覆っているので、あまり夏雑草が生えてきません。
野菜の苗に近い場所で、春雑草があると野菜の生育を妨害するような場所は草とりをする・・・「苗の周りだけ除草」方式で、今年の春~6月頃まで割りとうまく行っていたと思います。
問題は4月-5月に種まきしたり植えたりする「夏野菜」の場所です。
いったん、春雑草を除去してしまい、地面が露出するので、夏野菜とともに夏雑草が生えてきます。
そして、高温多湿な6月になってくると、夏雑草の生育速度は早まり、夏野菜の生育を妨害するようになってきます。
そこで例えばメヒシバのようなイネ科雑草は除去するけれども、スベリヒユを残す方式・・・
地面に敷くポリシートをマルチと呼びますが、これに対して、地面を何らかの植物で覆う方法を「リビングマルチ(生きているマルチ)」と言います。
つまり、野菜の生育を妨害しないような植物をワザと生やして、妨害する草が生えないようにする方法がリビングマルチです。
スベリヒユがオクラ、キュウリなどの畝を覆っても、オクラ、キュウリは、スベリヒユより丈が高くなって、生長していくのであまり生育を邪魔しないようです。
前に葉ネギの畝間にスベリヒユを生やしたことがありましたが、ネギはちゃんと育っていました。
スベリヒユは丈がせいぜい15cmぐらいにしかならないので、他の野菜を圧倒するような高さになって、生育を妨害するような事が起きにくいようです。
それとスベリヒユは、茎葉が「肉厚」になっています。肉厚にして茎葉からの蒸散を少なくし、夏場の暑さに耐えていく植物のようです。
蒸散が少ないと「草いきれ」が少ないので、スベリヒユに覆われた場所では、野菜が蒸れてしまう事も少ないようです。
ですから、スベリヒユをリビングマルチにしていくのは、割と「いける」んじゃないかと思います。
問題は「生育速度」と「草とり面積」です。
スベリヒユがまだ小さいうち・・・と言うか、畝全体に他の雑草とスベリヒユが両方ある状態で他の雑草だけを抜いた時と言うのは、スベリヒユが覆っている面積が少ないため、「余白」部分から、また他の雑草が生えてきます。
そこで、「第二次草とり」が必要になってきます。
第二次、第三次とスベリヒユ以外の草を抜いていって、ようやく、スベリヒユ・リビングマルチが完成できます。
さて、夏野菜の畝がたくさんある・・・つまり、スベリヒユ・リビングマルチを造らなければならない面積が大きいと、この「スベリヒユ以外草とり」の手間がけっこうかかります。
「スベリヒユ以外草とり」にあまり時間を取られていると、他の農作業が進みません。
高温多湿で、雑草が生い茂りやすい時季、そして、夏野菜、秋野菜と次々準備していかなければならない時季、(見沼菜園クラブでは、「お赤飯プロジェクト」と言って、畑で稲や麦を育てる事もしているので、6月は麦刈りや稲の「田植え(と言うより水路植えや畑植えですが・・・)」もしなくてはならず、その手間もかかっています。)
とにかく、多忙な時季に「スベリヒユ以外草とり」をして、スベリヒユ・リビングマルチを造りながら、なおかつ、時間的余裕も造るにはどうしたらよいか?
この点が課題のようです。
ただ、確実に言えることは、単純に草とりをしているだけだと、露出した地面から次々、夏雑草が生えてきますが、スベリヒユ・リビングマルチを完成させれば、夏場、その場所の草とりをあまり考える必要がなくなると言うことです。
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2週間予報は、7月中旬、雨が降る日や曇りの日がけっこうあるとしています。ただ雨が降る日や曇りの日でも、最高気温35℃以上の猛暑日、もしくは猛暑日に近い日がほとんどのようです。
ムシムシした状態が続くと言う事でしょうか?
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五枚目の数字づくり、本日のお題は、「7」、「11」、「1」、「1」を使って、「2」を造るです。
頭の中で考えていないで、実際にポーカーチップを積んだり、並べたりしてやってみましょう。
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