1960年代、日本史上最大に達した農地面積
農業はなぜ大切なのか?
そのお話は、まず、日本の農地の歴史を語るところから始めたいと思います。
1963年、日本の農地は、史上最大の面積となりました。
※国土庁「国土利用計画関係資料集」により作成
農地面積は609万ヘクタール。これは森林を除く国土のほぼ半分48%です。
森林、農地、河川・水面・水路をあわせた合計は、3228万ヘクタール、国土の85.5%。
宅地と道路は合計しても国土全体の4.2%、森林を除く国土の12.3%に過ぎませんでした。
では、この1963