聖書や日本書紀、平家物語などを読みながら、「日本」について外国人に説明するにはどうしたらいいかとか、農村部の論理と都会人の論理がどう違うかと言ったことについてのヒントを考えていま…
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2024年6月の記事一覧
「伴天連追放令」と日本の「民主主義」
「関白秀吉の九州一統(中野 等 吉川弘文館)」は、豊臣秀吉による九州制覇の過程を、織田信長に遡って論じた本です。
時系列に沿って、検地や刀狩り、吉利支丹政策、唐入り等も取り上げています。
僕は、秀吉の太閤検地・刀狩りの頃に出来た近世農村の運営の仕組みを近代法の言葉で述べたものが「農業委員会」だと考えると、制度を理解しやすいと考えています。
ですから、秀吉時代の事は、「昔の話」ではなく、現代の
認識能力と「死」の起源
たまに見かけるお話なのですが、農業は人為的なもので、農地などは原生自然ではない、原生自然を人の手で改変したものだと言う考えがあります。
これはこの通りなのですが、そこから、農耕の発生以前には、狩猟採集経済だったのだから、自然の中で採集していれば良いとか、
中には、旧約聖書のエデンの園の話を持ち出して、「園の中のどの木からも取って食べてよい」と言う聖句がある、元々は採集経済で生きていたのだと言う