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空を飛ぶ?!、同時マルチタスク?!が可能な未来となる「身体拡張装置」のビジネスモデル

はじめに

ここは、企業がプレスリリースなどで公表したホットなビジネスの話題について、ビジネスモデルをピクト図などを用いて可視化するマガジン📖

第2回目は、「身体拡張装置」について、ビジネスモデルを可視化したものを紹介したいと思う。「身体拡張装置」は、まだまだこれからという分野。企業が販売を開始した、などというビジネスのシーンは現段階ではない。しかし、世の中には、大学などで本気に真剣に研究を進めている研究者の方々がいる。そして、小規模ながらも「身体拡張装置」は実現しているし、いつも新しい示唆が生まれているのだ。だからわたしは、興味深く応援しているし、その未来を予想したりして楽しんでいる😄

では、「身体拡張装置」のビジネスモデルとはどのようなものなのだろうか。今回は、そんな話題について見ていきたいと思う。

「身体拡張装置」のビジネスモデルとは?

「身体拡張装置」とは?

「身体拡張装置」をご存知だろうか?その名の如く、身体(人体)を拡張することができる装置なのだが😆、これでは説明になっていないだろう・・・😓

例えば、普通、ひとの指は5本。もし、もう1本指が増えて、6本になったらどのようなことができるようになるだろうか。実はそんな世界が実現している。

2022年2月14日、電気通信大学らの研究チームは、独立制御可能な人工指である「第六の指」の身体化に成功している✋

では、この電気通信大学らの研究チームが開発した人工指とはどのようなものかというと、小指のとなりに、もう一本人工的な指を装着したもの。
この人工指が「第六の指」だ。では、どのようにして動かすのだろうか。人工指を取り付けた前腕の肘の近くに3つほどセンサーを取り付ける。このセンサーは、筋肉から電気信号を計測する。この信号を計算機で処理したあと、制御信号として、人工指に取り付けられているモーターで動く仕組みだ。

youtube動画🎥も配信されているのでぜひご覧いただきたい!!

「人体拡張装置」の市場

「人体拡張装置」の市場ということで、わざわざ章立てをしてしまったが、実は、まだ研究段階のフェーズ。市場は形成されていない。そのため、市場規模やステークホルダーも思いつかない・・・・。

現時点で考えられるは、今現在は大学の研究室がメインとなっているフェーズ、フィールドだろう。そのため、例えば、その研究室の卒業生がその技術を使ったベンチャー企業を立ち上げたり、別の人材がこの研究室と連携しながらベンチャーを立ち上げたりすることがセオリーだろう。そしてその大学の研究室の教授などの教官が技術顧問のような型でベンチャーに参入するというものだ。

ただ、次の章では、もし市場が形成されたときに、どのようなビジネスが考えられるのか、どのような未来になるのか、そのようなことを紹介したい。

ビジネスモデルの可視化 with 未来

「身体拡張装置」のビジネスモデルは、以下のようなものが考えられるだろう。

このビジネスモデルの大前提としては、「身体拡張装置」を装着することで、指を増やす、腕を増やす、脚を増やす、羽根・翼をつけ空を飛ぶことができるということ。

「身体拡張装置」ビジネスモデル with 未来

そうすることで、「身体拡張装置」で考えられる近未来、未来には、上図のような市場が考えられるだろう。

わたしが特に興味深いと感じているのは、医療・福祉だ。
身体障害者というハンディーキャップをお持ちの方が、もうハンディーキャップでなくなる未来だ。

そして、人間が誰でも同時にマルチタスクをこなすことができるので、脳神経系の発達も人類においてすごいことになるのだろう・・・


上述で、今回の「身体拡張装置」の例として電気通信大学の宮脇陽一教授の研究を紹介した。しかし、宮脇教授の研究は、この第六の指だけにとどまらない。身体の拡張について幅広くそして深く研究されている。それは、工学的な観点、身体拡張的な視点、脳的な観点の3つ。
工学的な観点では、人工的な腕、足、指などのさまざまなロボティクス的な開発が進められている。
 
そして、身体拡張的な観点だが、今回の第六の指の開発において、次のような成果がある。それは、既存の身体部位と独立して動かすことができる人工身体部位が工学的に実現可能であることが証明されたことだ。この“独立して動かすことができる”というのがキーポイントなのだ。動きに使われない筋活動を利用し、他の身体 部位の動きと独立して制御することが可能なのだ。未来は、技術を応用することにより、第三の腕や、四本の脚、なども実現できるかもしれません。さらには、 しっぽや羽など、人間が持っていない器官を人間が身体化できるのかという問いにもアタックできる可能性を秘めているというから驚きだ。
 
脳的な観点だが、こうした新しい身体部位を身体化したときに脳でどのような変化がおきているのかを調べることが重要だという。指の一本一方を動かすと脳の運動野と体性感覚野の活動が活発になることが知られている。しかし、これは、自分が先天的に持っている指を動かすときの活動だが、しかし、新たに人工的に装着した第六の指を装着した場合、脳はどのような反応をするのだろうか。このあたりの研究はこれからのようだが、プレスリリースにこのような表記がある。
 
「このsixth fingerの使用に短時間(1時間程度)慣れることにより、それが自分の身体の一部と感じられた(身体化した)ときに起こる感覚と行動の変容を捉えることに世界で初めて成功しました。
 つまり、1時間程度の時間があれば、人間は、人工的な指でも慣れることができるのだ。

まとめ

いかがだっただろうか。今回は、「人体拡張装置」について紹介した。

本当にすごい研究だ。人間の身体は、腕が2本、脚も2本、手指は5本×2の10本。しかし将来、人間は、この研究を応用し身体を拡張することで、従来からのタスクを効率化できたりするのはもちろんのこと、同時にマルチタスクが可能になったり、従来できなかったタスクができたりする可能性があるのだ。そして、もしかしたら羽をつけて飛ぶことだってできるかもしれない。 

ぜひ、コメントをいただければ幸いだ。

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