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旅行レポート/⑥ポーランド(クラクフ)

マーシャル諸島で主夫生活を送るイッシーです。

今回も、番外編として旅行レポートを書いてみます。

◇ポーランド
今回は、ポーランドです。

ポーランドは皆さんご存じ、
①ショパン(作曲家)
②コペルニクス(地動説)
③マリー・キュリー(放射能の研究)
の国です。

私は、ポーランド(クラクフ)に行き、とても良い経験となりました。
(クラクフは日本の京都のイメージです。クラクフはかつての首都です)

皆さんに楽しんでもらう為に、今回も写真多めでブログを書きます。

成田空港→ドバイ空港→ワルシャワ空港で移動しました
クラクフでの最初の食事。豚肉が大きいギリシア料理でした
中央市場広場(観光地として有名)
聖マリア教会

また、クラクフからバスで約80分の距離にある「アウシュビッツ強制収容所」(負の世界遺産)を見学しました。

高校の政治経済や倫理の教科書に掲載される場所です
ユダヤ人収容者の義足など
鉄条網。場所を少し見るだけで、収容者の「絶望」を感じました
ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所)

ここで少しアウシュビッツ強制収容所について説明します。

①アウシュビッツ強制収容所に入るには、空港と同じセキュリティチェックを受ける必要がある
・アウシュビッツ強制収容所の中を見学する為には、飛行機に乗る前と全く同じで、まず初めに手荷物検査&身体検査を受ける事が必須です
・残念ながら歴史上の事実を直視できない人間が一定数いる&妨害してくるので、「負の世界遺産」を後世に語り継ぐために、必須な処置ですね

②日本人ガイド「中谷 剛」さんの説明を受ける
・アウシュビッツ強制収容所の公式ガイドに「中谷 剛」さんというレジェンドの方がいらっしゃいます
・とても丁寧な説明をして頂き、良い学びとなりました
・また中谷さんの本が、収容所の最後にある記念品&図書コーナーにあるので購入しました(アウシュビッツ強制収容所の歴史がまとめられています)

③アウシュビッツ強制収容所でのヒトラーに関する言及が実は1ヶ所だけ
・ヒトラーがユダヤ人絶命を指示&扇動したのは有名は話ですが、アウシュビッツ強制収容所でのヒトラーへの言及&批判は1ヶ所だけでした
・むしろ、なぜヒトラーが扇動する事ができたのか、なぜ当時の人々がそれを実行してしまったのか、ヨーロッパ全体におけるユダヤ人迫害の長い歴史&背景を詳細に説明しており、非常に考えさせられました

④アウシュビッツ強制収容所は、[1]ナチスドイツ[2]中間管理層(収容者メンバーから選抜)[3]収容者メンバーという3層構造で管理していた
・ナチスドイツが直接手を汚す事は少なく、収容所メンバー同士が内輪もめする&つぶし合うシステムを、ナチスが意図的に構築していたとの事でした
・私を含め人間は弱い存在だと思います。人間の弱さ・悪意・追い詰められると自分の事しか考えられなくなる、という事象をしみじみと考えました

以上が、アウシュビッツについての説明です。

その後、またクラクフに戻り、夕食を取りました。

ポーランドの伝統料理。豚肉のカツレツ
ヴィエリチカ岩塩坑(世界遺産)も訪問しました。岩塩が宝石みたいです
ヴァヴェル城(有名なお城)

これからポーランド(クラクフ)への旅行を計画中の方も多いと思いますので、参考情報をまとめます。

◇参考情報
①時期:私がポーランド(クラクフ)に行ったのは、2022年10月でした
②移動
・成田空港→ドバイ空港(トランジット)→ワルシャワ空港→ワルシャワからクラクフへ特急電車で移動

③訪問した観光地など
[1]中央市場広場:観光地として有名
[2]聖マリア教会:こちらも観光地として有名(中も少しだけ入れました)
[3]アウシュビッツ強制収容所:クラクフ中央駅からバス移動で約80分
[4]ヴィエリチカ岩塩坑:クラクフの中心部からバス移動で約1時間
(以下のHPで入場チケットを購入できます)


[5]ヴァヴェル城:歴代の王様の居城
[6]織物会館:お土産を買うのに便利。但しスリには注意して下さい
[7]ガジミエシュ地区:ユダヤ人の居住エリア。ユダヤ教の教会も有
[8]ゲットーの英雄広場:ナチスドイツによってユダヤ人が集められた場所
[9]ビスワ川の川べり:イルミネーションがあり夜景がキレイです
[10]ポーランド風ピザ「ザピカンカ」:クラクフ市内でテイクアウト可能

④宿泊スケジュール
・民泊3泊

クラクフはとてもオシャレでした

以上が、ポーランド(クラクフ)の旅行レポートです。

次のブログ記事で、ポーランド(ワルシャワ)についてレポートします。

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