【空手部に入ってよかったこと其の六】心身ともに強くなる

 これまでの空手部の稽古を通して得られた精神的な強さは2種類あると思います。それは、「粘り強さ」と「緊張に対する強さ」です。
 まず「粘り強さ」は練習を通して苦手なことや難しいことができるようになる過程で身につけられたと感じます。空手初心者だった私にとって、空手特有の手先・足先の器用さが求められる拳の握り方、蹴の時の足の指の動かし方は本当に難しいものでした。これらは一日二日でできるようにはなりません。毎回の稽古や自主練などで継続して努力することが必要になります💪
次に「緊張に対する強さ」は、演武会や昇級・昇段審査などの場で鍛えられます。昇級・昇段審査とは主に白帯から茶帯になる時、茶帯から黒帯になるときに受ける審査のことです。これらの場は多くの方が見ている中で失敗が許されないという緊張の極限状態の場です。審査や演武会で型や瓦割、板割の演武を行うことを経験することで、緊張していても普段通りの実力を発揮することができるようになります。

 身体が強くなることは言うまでもありません。埼大空手部が行っている空手は防具空手と言って、組手を行う時に防具をつけて実際に攻撃を当てる空手です。そのため、相手に当てる部位である拳頭や虎趾、そして骨を鍛える必要があります。さらに、毎回の稽古を通して空手に必要な持久力や筋力もつけることができます。(これからの体調を崩しやすい寒い季節を乗り越えるためにはもってこいですね😤)

これはあくまで私の一例なので千差万別、十人十色、空手部で得られる強さは人それぞれです。皆さんもあなたの思う強さを空手部で見つけてみませんか?

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