控訴棄却 裁判員への告げ口問題無し?

裁判員へ被告人に不利になる声かけをした問題。東京高裁は22日、弁護側の控訴を棄却しました。即日結審、すぐに判決というのは異例です。これはこの事件の特殊性というよりは、コロナが理由です。

東京高裁は「声かけは容認できない(←違法)だが、一方的で公平性は損なわれない」「声かけの影響は裁判所(=1審静岡地裁浜松支部)が検討すれば足り、情報提供する義務は無い」と述べました。

ただし報道によると浜松支部が声かけを把握したのは懲役7年とした判決後であり、(控訴期限から推測すると)早めに弁護人と検察側に伝えたということです。そうすると高裁は「"判決前に声かけが分かった場合は"義務無し」と判断したみたいで釈然としませんね。

この続きは明日以降に投稿します。「~の場合は原判決を破棄しなければならない」みたいな条文があれば、それに該当するか研究してみようかな、と。

それではまた次回。

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