世の中に蔓延る不調のもとは、だいたい夏のせいにしてしまいましょう

原因不明の気持ちの不調に苛まれてはや3ヶ月ほど経つけれど、まだ回復の兆しが見えない。昔は受けるストレス値が高くなると、クレカの請求額が増えるという分かりやすいバロメータがあったのだけれど、先月を除いてその傾向も見受けられない。昔はお金を使うことで発散されていたストレスが、今はうまく出て行けずにお腹の中をぐるぐるぐるぐるしているのかもしれない。結局、忙しくしている時が1番精神的に健康、或いは忙しすぎて不調に気づいていない。これは結構まずいと思っている。

8月は高校野球、オリンピック、某e-sportの世界大会予選と見るものが多く、忙しくしている。ただ、私にとってスポーツ観戦は、ストレス発散するための最良の手になっている気がしない。例えばオリンピックみたいな大会になると妙な愛国心が出てしまうもので、日本が勝つか勝たないかでその日の機嫌が大きく変わってしまう。日本が勝って上機嫌な日もあれば、負けて最悪な気分の日もある。あとは中継が何か物足りない。スポーツ観戦は中継ありきだと思う。母国語だからそう思うだけかもしれないが、日本語のスポーツ中継は自国贔屓もあって熱の入り方が違う。あの高揚感を摂取するため、VPNを使ってその日のハイライトだけは日本語実況で見るようにしている。

食事にも気を遣ってみたりしている。疲れた時はビタミンBかなんかがいいと聞いて、積極的に豚肉だったり鶏レバーだったりを食べている。その瞬間は美味しくて幸せな気分になるんだけれど、持続性はない。自炊できるもので相当パンチのある美味いものを作るのには限界があるんだろう。女将さんが焼いてくれるタイプのすき焼き屋さんとかに行きたい。

こう書いていると、とにかく私は自分で自分の機嫌を取るのが下手すぎるということに気づいてきた。昔はどうやって毎日楽しく過ごしていたっけ。ずっと一緒に過ごすような、毎日連絡を取るような友達が昔はいたけれど、そういう存在を持たなくなったし、音楽も聞かなくなったし、好きな洋服も買わなくなった。昔はそれなりに話の中心でテキトー言ってみんなを笑わせる立場にあったはずが、今はコミュ障オバケになっている。多分だけど、落ちこぼれ気味だった私が今の私に到達するために、いろんなものを犠牲にしてきたんだと思う。凝り性なので、好きなものにはとことん時間を使う。それが昔は、友達、音楽、おしゃれなんかに向いていたんだけれど、今は持てる時間のほとんどを仕事に回している気がする。仕事で成功して、人生巻き返して幸せか、そりゃあまあ幸せだよ。幸せだよ。

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