【仕事術】新卒1年目に贈る、ノート活用術
こんにちは、さあいです。
長い梅雨が明け、8月になりましたね。
社会人1年目の方は、新人研修を終え、現場に配属される時期ではないでしょうか。
わたしは現在SEとして働いているのですが、働く上で大事だと思っていることがあります。
それは、「ノートの活用」です。
社会人1年目から現在に至るまでいろいろ試してみた結果をまとめてみました。
(1年目の方のためといいつつ、半分以上はわたしの備忘録のために書いてます)
■極意:ノートを3冊に分ける
書く内容によって、ノートを3冊に分けてみましょう。
■ノート➀:【雑記ノート】
読んで字のごとく、何でも書いてOKなノートです。
私は主に、以下の際に使っていました。
・上司からタスクの説明があったとき
・その日のタスクを整理したいとき
・週報のネタをまとめたいとき(わたしの会社では、1年目では週報を先輩に提出します)
・ロジックやテストケースを考えるとき
おすすめは「Campusノート」のA5判です。
特におすすめの使い方は、「上司からタスクの説明があったとき、自分がメモを取るところを見せながら話を聞く」ことです。
このメリットは3つあります。
・文字だけではなく、図を描きながら(時には上司に書いてもらいながら)話を聞ける
→視覚的情報を得ることができる
・メモという形で情報が可視化されることで、タスクの説明が終わった後、足りない情報や理解できなかった部分が明確になり、「追い質問」できる
→すぐに質問することで、後でわざわざ上司に時間を割いてもらわなくても済む。
・音声だけのやり取りと比較して、上司は「意図したかったことが作業者に伝わっているか?」がよくわかる
→「認識の齟齬」による手戻りの発生を防げるため、作業効率がUPする。
仕事をしてみると、意外とこの「意思疎通」というのがくせものでして。
同じことを話し、聞いているのに、指示する側と聞く側の認識がずれてしまうんですね。
せっかく完成させても、最初からやり直し...なんて、モチベーションも作業効率も下がってしまいますので、なるべく避けたいところです。
■ノート②:【現場用ノウハウノート】
2つ目はこちら、現場用ノウハウノート。
SEは現場によって、仕事の仕方がけっこう異なってきます。
言語や環境もですが、「顧客の業務」による違いも大きいです。(わたしは今でも苦労します)
最初は面食らいますし、右も左もわからなくて当然ですが、一度教えてもらったことはなるべく忘れないようにしたいと思ってます。
フォルダの場所、「普通ならこうだけどここは特殊!」という注意点などを書き留めておくと、現場に即したノウハウ集が出来上がります。
なお、このノートについては、他の人にすぐ展開できるよう、PCで資料を作成することをおすすめします。
きっと他のメンバーから重宝されますよ。
■ノート③ :【自分用永久保存版ノート】
最後はこちらです。
仕事をしていると、たとえばSQLの構文、Excelの便利な数式など、「一般常識」としても有益な情報を探して得ることができます。
こういった情報は、現場や職種が変わったとしても使えますので、現場のノウハウとは別で管理するのが個人的にはおすすめです。
若手のうちは会社の研修などにも参加する機会があると思いますが、わたしはそこで学んだことも、このノートに書きこんでいます。
日々書くか書かないかの判断は紙一重ですし、時間にしたら数分の差です。
しかし、これをやるかどうかで「自分がこれまで学んできたことの永久保存版ノート」を作れるかどうかが変わってきます。
わたしはこの差はけっこう大きいと思うんです。
若手のうちは、正直「作業」的な仕事が多く、「自分がどれだけ成長できているのかわからない...」と感じることも多いです。
しかし、こういうノートを作成することで、日々の学びを棚卸しできます。
毎日少しずつでも学んで成長できているなと感じることができます。
■まとめ
新人のころは、いろいろなノートの取り方を試してみましたが、個人的には上記の方法がベストだったと思います。
ぜひ試してみてください!!
読んでいただきありがとうございました。
さあい
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