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突発性難聴【発症14日目】2023.12.25

今日は忙しくなりそう。
まず刺さない鍼灸に行き、その後耳鼻科にて点滴治療、その後仕事。
今日は退職願を出す予定なので、少し早めに出勤しなければ…


まずは鍼灸院。(2回目)
まだ耳閉感や耳鳴り、聴覚過敏があるが、少しずつ聴力は改善しているとお伝えした。
ここの先生は、今までの数々の経験や、患者のタイプによって何かしらの診断をしているらしく、施術しながらアドバイスのような話を色々してくださる。

今回は、
◯27日は満月だから症状が揺らぎやすいこと
◯症状が変動しても一喜一憂してはいけないこと
◯焦ってはいけない。長い目で見ること。
◯まずは7回コンスタントに通ってみて。

とのことでした。


満月???ʕʘ‿ʘʔ


今まで満月なんて意識したことがなかったが、体と月の周期は関係しているとのこと。
その時は そうなの?っと思った程度で深く捉えていなかったが、後日悪化した際に思い知らされることになる。
(後日また記事にするから予定です)






次は耳鼻科でのビタミン点滴治療。(3回目)
発症当時に通っていた耳鼻科で処方されていた薬がなくなりそうだった為、こちらの耳鼻科で処方してもらうことにした。
診察を受けた際に、点滴してから聴力が良くなってきたと思いますとお伝えしたら、聴力検査をしてみようかということで防音室に移動。

検査後の診察でオージオグラムを見せていただいた。

ハッ!?
回復してる!?!?

パッと見でも分かるほど改善がみられた。

嬉しかったので、
「写メとっていいですか!?」
とお聞きしたら
「どうぞどうぞ!ほら、良くなってきたね!」

快くカルテに貼り付けてあるオージオグラムグラムを撮りやすいように見せて頂いた。


体感的には改善してるかな?という意識はあったが、こうやって数値に表れると回復しているという実感ができて嬉しかった。

欲を言えば、耳鳴りと耳閉感と聴覚過敏も改善し、YouTubeで聞く音楽も前みたいに普通に聴こえるといいのだが…

頭で分かっていても、正常に聴こえるのが当たり前だった感覚から抜け出せない…

もっと、もっと、と期待して、期待する反面、不安になってしまう。
死ぬまでこのままなのかな…と。




メンタル不安定のまま仕事に向かう。

お世話になってる看護師さんが駐車場で待ってるから一緒に行こうと連絡してくださった。
寄り添ってくれるのが本当に嬉しくて、何回も泣いてしまった。



泣きそうになりながらも、院長に何とか今の耳の状態を伝え、業務を継続することが困難なことを伝えた。
耳の症状は相手が医師だとしても経験していないと伝わりにくい。
どこまで伝わったかは分からないが、退職ではなく休職を勧められた。
しかし、耳もメンタルも限界だったため、退職したい旨を伝えた。

結局、1月までは在籍という形をとり、1月末の耳の状態でどうするのか、また連絡するということで話が終わった。

仕事は好きだが、人を治す余裕はない。
心の中では退職したつもりでいた。




◇発症した方に伝えたいこと


私の聴力改善には、もちろんステロイドやイソソルビドの効果もあったと思われますが、1番効果があったと感じるのはやはりビタミンです。


ビタミンが神経回復に必要だということは、以前から何となく分かっていました。

整形疾患でも多くみられる、脊柱管狭窄症の内服治療の際も、ビタミン剤を処方されている方が多かったからです。

脊柱管狭窄症は、背骨の中を走る神経が骨や周囲組織の変性によって圧迫され、その神経の担当する部位に痺れや痛みが出現します。

障害を受けた神経や組織に対して、消炎鎮痛剤や血流改善などの薬が処方されるのですが、突発性難聴も同様にビタミンB12(メチコバール)が処方されます。

このメチコバールは、ほぼすべての耳鼻科医が難聴がある方に対して処方するようです。

ビタミンB12は、内耳の機能を改善させます。
さらに、細胞の発育や機能を正常に保ちます。
特に血液を製造するのに欠かすことが出来ず、神経の働きにも重要なものです。
ビタミンB12が不足すると、末梢神経の働きが悪くなり、耳鳴りや難聴が起きやすくなります。
メチコバールは昔からある薬で、すぐに大きな効き目があるとはいえませんが、副作用の心配がない薬です。

"耳鳴りと難聴のリセット法"から引用


この本も私を助けてくれました。
特に、冒頭に差し込まれている難聴の人の世界を表したイラストが衝撃で、共感できました。

もし興味ある方は本屋さんで数ページだけでも見てみてください。

内容も非常に読みやすく、この本を執筆された先生がもし県内の耳鼻科にいらっしゃったら、多少時間がかかったとしても通いたい!
そんなふうに思えるくらい、難聴・耳鳴り患者さんに向き合う姿勢が素晴らしかったのです。

嫌な言い方かもしれませんが、耳鼻科や整形っていかに効率よく患者さんを短時間で回していくかに重きをおいていると思っています。
そうしないと患者さんが多すぎて、診療時間内に終われないなど様々な理由があるからです。
(医師の方々、申し訳ありません。個人的な意見です。)


本来であれば直接お会いして、感謝を述べたいところですが、この場を借りて感謝を申し上げます。
(誰か伝えてー笑)


ビタミンB12はもちろん食品から摂ることもできます。
私の場合はメコバラミン(メチコバール)を服用しているのですが、薬のほかに食品からも摂ったほうがいいのではないかと考えていたので、シジミやアサリなども積極的に摂取するようにしていました。

ただ、料理が好きではない私にとっては、貝類は面倒でした。笑

そこで、インスタントのシジミのスープや、鉄と葉酸が含まれているグミを食べていました。

楽天派なので楽天で買っていましたが、コストコのほうが一括で大量に買うことができます。笑


ちなみに、葉酸も耳に良い栄養素です。

血流の悪化が原因の耳鳴りには葉酸が良いとされています。
葉酸はビタミンB群の一種で、正確にはビタミンB9になります。
「造血ビタミン」とも呼ばれ、血を増やす効果が高い栄養素です。
血液の全体量が増えることで多くの血が体を巡り、血流改善が期待できるそうです。


耳に良い、とされる栄養素は積極的に摂取するようになったため、前よりご飯を作るのに時間を要するようになりました。
(今までは大雑把にしか栄養のことを考えていなかったので…笑)


長くなってしまいましたが、ビタミンが含まれた点滴をすることで代謝を良くし、薬も忘れることなく服用し、食品からもビタミンを摂取したことが聴神経細胞にいい効果をもたらしてくれたおかげで、改善に向かったのではないかと思っています。

いまでもシジミスープは欠かせません。笑




ここまで読んでくださってありがとうございました(^^)
個人的な意見や私情が多く入ってしまったので、あまり参考にならないかも…

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